☆ファンタジスタ☆ -4ページ目

ブラジル代表招集メンバー発表

ブラジル代表ドゥンガ監督、ロナウドとジーダを招集せず

 ブラジル代表のドゥンガ監督はチリ、ガーナとの親善試合をロナウドとジーダ抜きで戦うことを決めた。ミラン所属の2人は招集されていない。インテルで負傷のため欠場しているアドリアーノも呼ばれなかった。

 イタリアでプレーしている選手はインテルの守護神ジュリオ・セザールとミランのリカルド・カカの2人のみ。ロナウジーニョは招集されたが、ここのところフィジカル面に問題を抱えているため、出場できるかどうかは直前まで分からないだろう。


 招集メンバーは以下の通り。

GK:エウトン(ポルト)、ジュリオ・セザール(インテル)


DF:ダニエウ・アウベス(セビージャ)、イウシーニョ(サンパウロ)、クレーベル(サントス)、ジウベルト(ヘルタ・ベルリン)、アレックス(PSV)、ジュアン(レバークーゼン)、ルシオ(バイエルン)、ルイゾン(ベンフィカ)


MF:ジウベルト・シウバ(アーセナル)、ミネイロ(ヘルタ・ベルリン)、ドゥドゥ・セアレンセ(CSKAモスクワ)、エラーノ(シャフタル・ドネツク)、カカ(ミラン)、ジエゴ(ブレーメン)、ロナウジーニョ(バルセロナ)、ジョズエ(サンパウロ)


FW:ロビーニョ(レアル・マドリー)、ワグネル・ラブ(CSKAモスクワ)、ソビス(ベティス)、フレッジ(リヨン)





やっぱりラーションは…

マンUのラーション「出て行かなければならない」

 マンチェスター・ユナイテッド(以下、マンU)のFWヘンリク・ラーションは、「出て行かなければならない」と考えを変えてはいない。短い滞在ではあったが、彼は“赤い悪魔”のサポーターの心の中に確かな存在感を刻んだ。ラーションは1月1日から3カ月間の期限付き契約で、ヘルシンボリからマンチェスターへやって来た。12試合3ゴール(初出場のアストン・ビラ戦、先日行われたチャンピオンズリーグのリール戦など)と成績はなかなかのものだったが、3月12日にユナイテッドを退団することをあらためて認めた。


「最初から分かっていた。契約を結んだ時からだ。これがシナリオ通りだし、何も思い残すことはない。自分の体でまだ何ができるかは分かっていたけど、人生にはこういった決断をしなければならない時がある」

 ルイ・サハやオレ・グンナー・スールシャールが負傷していることもあり、サー・アレックス・ファーガソンは彼を引き留めようとしていた。


「話をしたけど、監督は僕の意見を尊重してくれた。僕が母国に戻りたいと思う理由を十分に理解してもらうことができた」

 マンチェスター・ユナイテッドがラーションを忘れることはない。その逆もまた然りだ。


「このチームを愛していたし、ここで過ごした時間のすべてを楽しむことができた。でも、そのこととは別に、故郷の街のチームとの契約もある。1年前に結んだ契約だ。彼らも僕を手放したいとは考えていないと思う」

 彼の最後のゴールにより、ユナイテッドはより余裕を持ってチャンピオンズリーグ準々決勝へと進むことができた。


「優勝の可能性もある。このチームは素晴らしい力を秘めている。でも、相手チームにもいつも敬意を持っていなければならない」



チームの調子が悪いとこんなニュースが!!!

バルセロナ、グジョンセン発言の波紋広がる

 バルセロナのグジョンセンによる7日の会見での発言が波紋を広げている。「仲間意識と犠牲心が足りない」と、チーム批判とも取れる発言をしたグジョンセンに対し、8日にテレビ局のインタビューに応じたシャビは、「そういったテーマはチーム内ですべきで、(外に向けて話すことは)なんらチームのためにならないし、選手が落ち着いて仕事ができなくなる」とコメントした。

 また、8日の記者会見ではGKバルデスが、「グジョンセンの意見に敬意は持っているし、各自が自分なりの意見を持っているもの」とした上で「同意はできない。チームにはピッチ内外で仲間意識があるし、互いを助け合おうという意識もある」とグジョンセンの意見とは反対の立場を示した。

 グジョンセン発言の波紋やチャンピオンズリーグからの敗退はあるものの、10日にはレアル・マドリーとの“クラシコ(伝統の一戦)”が控えている。そのため、チームにはそういったマイナス要素を考える時間がないのが逆にプラス。バルデスはこの大一番について、「誰もが1年を通して待っている試合。この試合の勝者は、モラルにおいても、重要な勝ち点においても、すべてのレベルにおいて強みを持つことになるだろう」と勝利の重要性を強調していた。

-Ichiro Ozawa from Spain-