ライブWeb授業もいくつか終わり、レポート課題も出し終えたところです。

 

「積分法」については先回の記事の通りですが、6回の講義が終わった時点で出されていた2問のうち1問を終え、残りの講義を聞いてからもう1問完成させることにして臨みました。

提出するのは、2問のうちの1問であり、両方解いて自信があるほうを提出するという流れになりました。

 

徳島の授業も本格的になってきました。

LT-Spiceで定番トランジスタである2SC1815にのパラメータを読み込ませ、電子回路もCADで図面を描くように配置・結線してシミュレーションすると、負荷抵抗がこの値でいいのかが大体分かります。

とはいえ、実際は部品ごとにある程度誤差があるので、ブレットボード上に部品を挿し込んで実際に作動するか、過電力にならないかを見極める必要はあります。

ここがアナログ回路の難しいところで、1か0かのデジタル回路とは異なるところです。

科目の「交流フォーラム」では更に議論が深まり、熱心に質問して下さる方がおいです。学生同士の交流機会はここで確保され、ガチンコ理系・電子工学の話題ですからこちらも本格的に関わって行けます。

 

さて、第6回の講義を終えてこの科目は暫くインターバルですが、その合間に大阪での「役割語」の講義に移ります。

「役割語」とは、小説や漫画等で登場人物がその属性に合った言葉を話すというもので、忍者ハットリくんの「拙者、忍者でござる」が典型例でしょう。

ところが、現実の忍者は身分を明かさないはずであり、現地の町人になりすまして現地の方言を話すとのことです。

作品としては「ござる」を使うほうがそれらしいキャラクターを醸し出せるという効果があるためにこうなったということです。

 

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老人語・男性語・女性語も色々な作品からの資料が豊富で、役割語から逆にある属性の人をステレオタイプに決めつけてしまうという弊害も学び取りました。

 

友情カプセルでスネ夫の親友になった関取:

二人は親友でごんす。もう離さないでごんす。

 

 

現実の関取はここまでステレオタイプでもないはずですけどね。