昨年の授業から1月の試験まで、慌ただしく過ごしました。

実際には家庭内のこともあるので気の休まるタイミングはなかなかとれないですが、zoomの授業は評点がある程度分かるようになっていて、成績のうえでもそれに対応した標語(○A、A、B、Cなどでスクーリングは原則A(合格))が付いています。

 

「人間と文化」の単位は、再入学者特例単位として人文系で16単位取ればよく、あと1単位と迫っていた訳ですが、人文科学となると解が一通りでないため、鹿児島SCの授業(1単位)と、これに対応する漢文の放送科目(2単位)を併せて学習するという方法を取りました。

 

鹿児島SCで行っていたのは、唐の時代に焦点を当てたもので、絶句とか律詩とか文字数が決まったものの中に風景などを読み込むというものです。その中では詩人がどのような立ち位置に置かれていたとかいう背景を紹介しており、処遇が思わしくなかった詩人は風景を詠む中でそれとなく悲しみや政治批判を決まった文字数の中に込めていたとのことです。(日本でいえば「白河の水」などの川柳といったところでしょうか。)

この講義は第1クラスを奄美で対面形式で行い、第2クラスとして鹿児島市からzoom発信という形態でした。

このスクーリング科目では1月に入って評点が付いたので、「所定の16単位」を取れたのを確信しました。

 

さて、もう一方の放送科目は、漢文を「古代の中国語」として捉えるもので、高校以前の漢文とは視点が異なるので、国語に弱くても外国語に強ければワンチャンあるだろうと強気の攻めでの科目登録が功を奏しました。(大学側は過去平均点を公開していまして、この科目はかなり低いようでした。)

ご存知の方も多いかと思いますが、中国語の語順は英語と似ており、SVOCで考えることもできます。

そうして一連の15回のラジオ番組(※BSテレビで黒画面の音声放送)を聴き終え、準備をしながら試験期間に入るのを待ち、さて試験を受けると、【問題の内容には触れませんが】(大抵の人が気にする)平均点なんて関係ないなあと思いながら試験を終えました。

 

蓋を開けたところ、今学期の分はみんな受かっていました。

人文系「所定の16単位」は、15→18に積み上がりました。

やはり、対応する科目を組み合わせて取るのが相補的に理解でき、いずれか一方だけ受かれば要件満たすところをあえて両方科目登録したことで気持ち的に余裕があったのです。

 

勿論、今回はこれだけではなかったです。WordやExcel、PowerPoint、そして高知の海洋環境の科目と盛り沢山。

PCに関する科目は時代に即した物として今後も学び続けが必要なのですが、海洋環境については8コマを5週に分けて8日間で行ったことで、課題も多く出題されて手応え大きかったです。

バイオサイエンスや、秋大通信講座の海洋資源工学や石油資源工学、鉱床学など沢山の分野に関連します。生命の起源から嫌気性細菌、下水・ヘドロから黒潮・親潮、初カツオ・戻りカツオ、更には発電など非常に大きなテーマなため、この科目は非常に忙しかったです。

 

既に1学期の科目登録期間に入っています。

既に登録しましたが、期間内はいつでも修正が可能です。

暫くは四国との縁が続くかなあと思いつつ、その時を楽しみにしています。