北千住福岡岐阜のWeb授業は無事に終わりました。

zoomでは発言を求められることもあり、足立区春日市岐阜市の講義室さながらの雰囲気でした。

心理学実験のレポートも無事に作成し終え、そのまま通常の科目の試験対策、そして秋大通教に戻っています。

 

土木環境工学も、都市計画からコンクリート、上下水道、景観イメージといったものが絡んできて、こういったことが市民生活を支えているのだと実感しました。

特に、上下水道は、「暮らしに役立つバイオサイエンス15」でも一部採り上げられていて、バイオサイエンスも酒・味噌・醤油だけでなくて浄水にも役立っているのが分かります。

下水に潜む汚泥処理には、浄水場に生息させている汚泥処理細菌に活動してもらうことになります。

ある処理細菌は酸素を好み、ある処理細菌は酸素を嫌います。この細菌たちに汚泥を処理してもらって、生物学的処理をします。

比重で分ける物理学的処理も、薬品で無害化する化学的処理もあります。

 

バイオサイエンス15は、担当講師5人で分担した分、内容も盛り沢山。09年バージョンに無かった遺伝子組換え食品(09年は別科目)から、熟れ寿司が食されるようになった文化背景まであり、平時では食さないような「一見腐ったような食べ物」を、戦争が起こって止むを得ず食べてみて「美味かった」という経験則だったということです。

箕島の熟れ寿司や滋賀の鮒寿司、納豆などがいい例でしょう。日本のものですし、厳密な環境下で作っているので、これらはまず問題ありません。

 

缶詰も、野戦に備えた非常食という訳ですが、北欧では塩が無く、滅菌処理すらせずに缶に詰めたニシンが、世界一臭い缶詰†「シュールストレミング」として今日に残っています。

腐敗によって、たまたま病原菌の居場所が無くなったというのが実態のようですが、当然のことながら、偶然の産物であり、試しに作ってみるというようなものではありません。「絶対に真似しないで下さい」とのことです。

(†JASでは、滅菌していないものは缶詰の定義から外れます。)

 

秋田のスクーリングでは、魚醤の代表格、しょっつるなどを扱ってきました。

魚醤も魚を発酵させたものですが、製法によってはアンモニアが発生し、異臭と感じるようです。

10000倍に薄めたものは味すらしませんでしたが、火の中に飛ばしただけで炎色反応が出るのですから、それを分光光度計で観測しました。

無味無臭の10000倍のものですら、きちんとNa+の位置にスペクトルを出していました。

 

 

それでは、現在の進捗状況です。

 

【電気電子基礎コース】

修了→学部長表彰

【電子系専門コース】(同時に電気電子課程修了)

修了→学部長表彰→文部科学大臣表彰(大臣表彰式席上にて、大臣表彰は生涯で一度と聞いています)

【電気系専門コース】

修了→学部長表彰

【一般科学技術コース】

修了→学部長表彰

【材料工学基礎コース】

修了→学部長表彰

【材料工学専門コース】(同時に材料工学課程修了)

修了→学部長表彰

 

【科目履修】(一般科学技術コースは修了)☆は1単位科目(数字は履修予定順)

1一般地質学(地球・資源・一般):合格

2鉱物学(地球科学)☆:合格

3資源と地球環境(地球・一般)☆:合格

4資源処理工学(資源開発):合格

(以上、6単位修得)

5土木環境工学概論(一般科学技術):科目試験投函予定 NEW

6資源開発工学概論(資源・一般)☆:科目試験清書中 NEW

秋田スクーリング2020:中止

 

【地球科学コース】☆は1単位科目(数字は履修予定順)

・一般地質学:認定

・鉱物学☆:認定

・資源と地球環境☆:認定

(以上、4単位認定)

7地球化学:科目試験準備

8応用地球物理学:報告課題清書中 NEW

9地震☆:取り組み中

10岩石学☆

11火山☆

12鉱床学

13エネルギー地質学

14応用地質学

関西スクーリング2020:中止

 

【資源開発コース】☆は1単位科目(数字は履修予定順)

・一般地質学:合格

・資源処理工学:合格

(以上、4単位修得)