被害者意識
がんじがらめ
ずっと外れないもの
だったけど
ふとした事がきっかけで、
パチン！と、外す事ができた
その時その件限定で…かもしれない
だけど
少しイヤな気持ち、と思う事が起きた
あぁ これは、自分が引き寄せていること
そうして、自分次第で被害ではなく
みのりある経験に、成長に繋げられる
いままでもらっていた優しさを
今度は私が渡せばいいのか…と
優しくして欲しいから優しくするのでなく
他でいただいたもののお返しに、そう言う気持ちで
自然に、隣のレーンに移るように
気持ちが切り替わって、切り替えられて
驚いた
私本人はまだまだ未熟ではあるけど
それでも、いただいたものは沢山ある
他人に渡したとて無になる訳ではないこともわかった
何もかもが何かしら、私にとっては意味があり
いただいたキラキラしたものを他の方に渡す行為は
（バトンを）渡せたと言う安堵感に包まれて
ありがたく、ホッとする
これで良いんだ
何もかもみんな、気がつくまで待ってくれている
待ってくれるものなんてないと思ってたのに
俯いて、自分の荷物を必死に護っていたけど
そうじゃなかった、誰も獲る人なんて居ない
そのことに気がつくまで、みんなずっと見守ってくれていた
怖い前世もつらかった現世も、なんもかもみんな
自分のためで
深い闇を見させて絶望させて
ふしあわせにさせる為じゃない
世界をもっと綺麗な目で見るため
美しくキラキラしたなにかを人に渡せるようになるため
学び 学ばされて生きている
そうして、力を集めてあるべきところに向かっていくために、ここに存在してるんだね
凡てが一点に集中していく
ぐわっと夏至南風が吹いたようだった
なのに自分だけ吹き飛ばされない
稜線で、急に雲が吹き飛ばされて
山頂が見える事があるけど
それよりもはるかに強くて広くおおきな気圧の変化
山域丸ごと吹き飛ばすような太陽と海の匂いのする強い強い風
ただの南風じゃない
新しい世界に変わるのかもしれないよ？
また、落ち込むのかもしれないけど
いまは、この風がもたらすものを感じることにします