2016.01.25

初こんぴらに次いで初天神です。やはり天神さまの御縁日である25日。鷽替え神事で有名なお祭りです。
木彫りの鷽の売り場には規制線が張られ大混雑だったようす。私の着いた時には予約分以外の物は大体売り切れ。
すさまじや。大根しかり、福(うまい棒)しかり。


この時間帯はのんびり。


正五九祭というくらいで、正月と五月、九月の御縁日に加え8月の例大祭に神楽が奉納されます。
初天神は鷽替えもあるので、それなりの人出ですが5,9月は大体平日で比較的静かに見学できます。平日ですけど。


最初は寿獅子。

囃子方が大拍子に持ち替え、大黒かと思えば三番叟猿。
小粋な演出です。ちゃんと口文字も書いておりました。寿。


獅子の目は金具入りでしょうか。朱色の隈取がみてとれます。


時間を空けて「神剣幽助」。帝、随神、天狐が附くかな~と淡い期待をもちましたが、流石にそこまでは出ず^^;
刀の相槌役を求める稲荷大神に祈願して舞う、刀匠三条宗近。宗近の前に稲荷大神の化身が現れ、見事相槌を務め名刀小狐丸を打ち上げる・・・という筋。
最近、あっち方面で刀が流行ってる様で小狐丸の名も出てくるとか。へぇ。
それはそれとして、目立って特殊な演出はありませんが、舞台に出て引っ込んでと化身が、消え入る様に登場する演出は能に見られますね。
石帯の金剛杵ってのが面白いですね。南無稲荷大明神。


もどきの顔はごつごつした嘯き型。


締めは葛西囃子、二拍手一礼。夕方の日テレニュースで音が中継で流れた様子。


常設鷽。動画