2014/10/10

去年の書き残しを書いていきます。。。10月のお話。平日の午後からの見学でございました。
佐倉や佐原も同日で梯子も考えましたが、近いというわけでもないないので単発見学。
初千葉県です。先に言った佐倉、佐原より一歩マイナー所ですが、ネットの動画で気になっていたので。
年によって開催されたり、されなかったりな様なのであえてこちらにお邪魔いたしました。

木下駅前には老舗のおせんべい屋さんから醤油の良いにおいがします。
しかしながら祭りの雰囲気は薄く、音も聞こえず・・・。
広範囲なお祭りでどこに山車がいるのかも皆目見当もつきません。


神社に向かえばなんとかなるだろうと、竹袋稲荷神社に向かいます。
向かう途中に子供用の屋台が。


神社までの道のりも神社自体も祭りの様相はなく平日なのもあいまって不安になります。今日だよね(・・;


苔むした参道。


極彩色の本殿。人もおりませんで仕方なしに駅前に戻ります。


駅前に戻るとロータリーからお囃子が聴こえてきました。
丁度、神輿と山車が入ってくるところでした。


山車は単層で彫刻もほぼないスッキリした形。
梶はなく丸太を差し込んでドリフトの様に方向を変えて行きます。
スピードを上げて勢いよく方向を変える様相は腰越の下町あたりを思い出します。


前後からしっかりと差し込みます。


囃子方は里神楽に近しい形で五人囃子に大拍子を伴う同日のあちらと似た形。テケレッツクテテツクテンと響きます。
舞は力の抜け、いい具合。あちら方面にかぶれ過ぎてなく見ていて面白いです。


大太鼓はビールケースに乗せてました。一団体はビールケースを模した様な木箱でした。低めの音がズンズン響きます。


ロータリーはまだまだできたばかりなようで山車の細かい転換が大変そうです;


上町、仲町、幸町の山車と木下のトラック山車が入ります。

上町は大正11年の建造。かつては竹袋の山車もあったそうですが、今は引き出していないとのこと。上の神社画像に山車サイズ倉庫がありますが、この中にあるのでしょうか?


回り舞台で舞台をロータリー中心に向けます。


良いお顔立ちの大黒さま。


照明は少なく(見送り幕に点滅電飾を纏った町内はありますが)舞台の左右にT字の照明が付きます。カーバイトの名残で一台はカーバイトでしたね。


余談ですが近隣の布佐や六軒も同じような照明で布佐のゆるキャラ「ふさだ だしお」の眉毛にも炎がデザインされていたり。婚活中の永遠の28歳だそう。


定位置に山車が着くと1時間休憩。。。


日も暮れて再出発。


使い込まれた羽生さんらしきお面がゴロゴロでまして歴史の古さを感じます。


幸町はカーバイト照明。ライターでスッと着火。


気取らず、神楽系の囃子が根付いているのは中々珍しく面白いです。
所要でここで失礼しました。また、再訪したいお祭りです。
最後に動画をば。