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ゴルーデンウィーク突入であちこちでお祭りがございます。
この日も西三ツ木金子神社でもお祭りでした。梯子できればと思いましたが
電車の乗り継ぎが厳しいので断念。。。無念
お囃子は神田黒澤流こ組囃子連さん。
正面の建物は芝居舞台です。楼門の様な形ですね。前回 来たときは改修中で見ることができませんでした。
都の有形文化財に指定されています。
社殿も立派です。舞台もですが信仰の深さが伺えます。
近年八王子の某店で張替えが行われた太鼓。
水戸藩御用達の有名太鼓店の名があったらしいですよ。
御座がしかれカラオケ、芝居の後にこ組囃子連さんによる囃子が奉納されました。
テンポの良い神田流の囃子がこだまします。いいなぁ・・・^^
沢山の人が神社に集まり芝居や演芸を楽しむ感じが良いです。
かつては八王子でもあった風景です。
ここまで大掛かりではではありませんが八王子の奥地にも半地下の神楽殿が現存しています。
そこで昼間は神楽、夜は秋川二宮もしくは座間の方から芝居一座を呼んだそう。
演目自体をお金を出して買って自分たちで演じたという地域も。
それだけ一年に一度の祭りが楽しみであり、娯楽としても息づいてたんですね。
ここではそんな雰囲気が色濃く残っています。
社務所と花場が離れてるのでワイヤーでカラカラと。。。
内部も見せてもらいました。茅葺の屋根です。
囲炉裏が設けられています。昔は囃子の練習はここで行ったそうです。
隙間風が辛かったそうです。。。石垣が露出しています。
この控え室から階段を上って舞台袖に出られます。
村落の有力者のお屋敷の門も似た作りで召使の部屋や納屋、馬小屋に利用されたりします。
稲城市の山本頼信社中を呼んだそうです。
この舞台なら二宮流れの芝居や神楽の方がいいと思いますがねぇ。