しかし、諸々やらなきゃいけないことがあり思うように見学に出かけられなかったりな今日この頃。
ああ、もどかしいもどかしい。
この日も奥多摩でお祭り、飯能で山車の組み立てやお祭りがありましたが思いっきり寝坊して諦めです(泣)
かといってまだまだ日は高く何もしないのも癪なので山田の春祭りへ。
山田の春祭りって言うと秩父方面のお祭りっぽいですね。いえいえ、あきる野です。
巨木が二本並び注連縄かけられております。
梅も遅咲きできれいに咲いてました。東風吹かば(ry
まれに見かけるプレハブの社殿よりは風格がありますが。
境内に舞台がありましてそこでは山田囃子連さんによる重松囃子が演奏されていました。
仮設というわけでなく丸太を組んで常設された舞台です。
いわゆる「神明種蒔」です。
狐ともどきのこっけいなやりとりが続き目隠しをされ狐は退いてしまう。
目隠しを取り目の前に残された餅を見つけ、家でかみさんと分けて食おうと喜ぶもどき。
すると外道があらわれその股間にぶら提げた餅をよこせという。
しばしもどきと外道のやりとりが続き最終的に外道に奪われ食べられてしまう。
外道は「そんなに餅が食べたきゃ俺の召使になれ。ついて来い」・・・と。
「やい、なんで尻をつっつき回す。」「突いてこいというから・・・。」
そんなこんなのやりとりを演じまして最後にもどきが事のあらましを手しぐさで表現して舞い幕となる。
前半はよく見る狐の種蒔き型の話ですが後半部分は「玉取り」の様な物語が展開されていまして珍しい。
その後、再び重松囃子が賑やかに奏されました。