お客様より天井から水が落ちてくるとのことで
お伺いしたところスノーダクト屋根の排水口が凍結していました。
排水管が凍ったため雪解け水があふれて、室内に
浸入していきます。
室内の状態はクロスが剥がれていたり黒いシミがある状態でした。
ここまでの事から火災保険が適用になると判断し、お客様に
申請の手続きをして頂きました。
あまり知られていませんが、住宅の火災保険では給配管設備の事故も
対象としていて、常設のスノーダクトは火災保険が対象としている給排水設備に
該当します。
よって今回は屋根のスノーダクトの排水口が凍結し、その下の部屋で水濡れ損害が
発生したという事故になります。
そして水漏れを止めなければいけないので工事を進めていきます。
今後また凍結が発生しないよう排水管にヒーターを入れることになりました。
まずは凍っている部分を解氷します。高圧温水で解氷しています。
排水管の内部にも管を入れ融かします。
解氷が終わってから排水路ヒーターを排水管の中に
今回は樋の部分にもヒーターを置きました。
外の工事が終わってから室内の修復工事を行います。
天井のボードを剥がした状態です。
このあとは断熱材を入れてボードを貼り直し、最後に
クロスを貼り替えて工事を完了しました。