先日、熱海の和食処「豊」さんに行きました。

どなたの店かというと、そうです、昭和の大スター歌手・守屋浩さんの娘さんのお店です!

娘さんから、オープンするとご連絡をいただき、一度伺いたく、行ってまいりました。

お父様の守屋浩さんとは生前、対談をさせていただきました。

そして、お父様が亡くなって、ある落語会にて、守屋浩さんの娘さんにバッタリとお会いしたのです。

ホントに御縁を感じました。

そして、開店のご連絡をいただいたので嬉しくて、嬉しくて。

お店の前にて。

何をいただいても美味しい!!

魚は特に最高でした〜。


で、地元の方に聞いたら、アジフライが美味しいらしい・・・。

今回は大満足なお食事の品々、頂戴しましたので、今度は・・・絶対、アジフライをいただきます!!

さあ、皆様も熱海に行った際は、是非ともお立ち寄りくださいませ〜!!

【たけ平今日の一曲】
〜守屋浩「僕は泣いちっち」〜

昭和30年代、空前のロカビリーブームでした。

守屋浩さんは、ロカビリーバンド「スイングウエスト」
のバンドボーイとして入団し、ある時、代役でステージに立ち、喝采を浴び、メンバーとなります。

そのリーダーの堀さんが「ホリプロ」を作りました。

さて、ホリプロという会社を語る上で、守屋浩さんは絶対不可欠な方となります。

何を隠そう、ホリプロ第1号のタレントが、守屋浩さんでした。

さて、今日の一曲は、昭和34年の作品。

ロカビリーから歌謡曲を歌うことになり、守屋さん曰く、本当に歌いたくなかったそうです(笑)。

生前、守屋浩さんと対談したことがあります。

まだ私、若いなぁ(笑)。


その時、「行っちっち」って、ところが、恥ずかしくて恥ずかしくて、と、おっしゃっていました。

当初は、恥ずかしくて、顔を真っ赤にして歌唱されていたそうです。 

さて、私は「行っちっち」って言い回しが、昔から、あまり違和感を感じませんでした。

以前、そんな話を言語学者の先生に話したら、「たけ平さんね、だいたい『っち』って言葉は関東のものですよ」と言われました。

なるほど、私、下町育ちは、「やっちった」とか、「言っちった」なんて新語を使います。

そこに、言葉を重ねることで、この歌は、好きな人への想いや未練を聴く人に想像させます。

後に守屋浩さんは、歌手を引退され、ホリプロに勤め、「スカウトキャラバン」などを作り、堀ちえみさん等を発掘されました。

そしてまた、歌手として活動を再開されました。


ある年代から上の方にとって、守屋浩さんは、我が青春であり、大スターです。

亡くなった紙切りの林家正楽師匠が「守屋浩って言ったら、オイラ達のスーパースターだよ」って、よくおっしゃっていました。

また、和食処「豊」、行ってみようと思います〜!