群馬の沼田は、我々、落語家は随分、お世話になっている土地です。
金剛院さんが、「友引寄席」という地域寄席を200回以上、公演されています。
私も今年、また伺います。
終演後、打ち上げで伺うお店が「元禄」さん。
今回は、「元禄」さんには行かないと言われました。
大好きなお店なだけに、え?なんで?と、思っていました。
で、伺ったのが、「なか村」さん。
なんと、こちらのお店、元禄のご夫婦の息子さんのお店でした。
天ぷらを中心としたお店。
元禄から独立されて、「なか村」を開店された息子さんと!
こちらのお店が、また、元禄ゆずりに、めちゃくちゃ美味しかったです。
何を食べても美味しくて、本当に驚きました!!
また行きたいお店が増えました。
ごちそうさまでした!!
【たけ平今日の一曲】
~美空ひばり「柔」~
私は、カウンター越しに、料理人さんの真剣な眼差しで料理をこさえていく姿を見ているのが大好きです。
料理人さん、ご自身の「道」というものが、それぞれしっかりあるところが、また、素敵です。
柔の道を歌い、大ヒットしたのが、今日の一曲。
昭和39年の作品です。
レコード大賞受賞曲。
昭和39年といえば、東京オリンピックが開催されました。
この年、初めて柔道が正式な競技となります。
そして、柔道関連のドラマ等も次々と作られていきました。
当時の時世も手伝って大ヒットします。
「川の流れのように」(平元)が出るまでは、ひばりさんの作品の中で、最も売れた曲です。
この歌は、当初、ひばりさんは、歌唱を断ります。
「男唄ですから、男性が歌ったほうがいい」。
しかし、説得の結果、ひばりさんが歌唱することになりました。
紅白歌合戦では、2年連続トリでこの歌を歌っています。
トリで2年連続同曲歌唱というのは、紅白史上、初めてのことでした。