飲んだあと、夜遅く食べる 「これ」。
 
分かっちゃいるけど、美味いのです。

シンプルなチャーハンに胡椒を振って、ガツガツ食べるのが・・・。
 
分かっちゃいるけど、なんです。
 
私らが食べている席の後ろの席の飲み帰りのおじさま達が、口々に「やっちゃうんだよなあ、チャーハンとか、この背徳感がね、たまらないんだよ」。
 
私は、この会話を耳にして、心の中で、「おお、同士」と叫びました(笑)。
 
気をつけていますが、たまには、これも、一興ということで。
 
ごちそうさまでした!!
 
「つけ麺大王」、美味しかったです。
 
【たけ平今日の一曲】
~ハナ肇とクレージーキャッツ「スーダラ節」~
 
「分かっちゃいるけどやめられない」とフレーズと言えば、今日の一曲です。
 
ボーカル・植木等さんの人気を不動のものにした歌。
 
そして、クレージーの面々もこの歌を境に活躍の場が広がり、日本を代表するコメディアングループへと発展を遂げていきます。
 
メンバーにとって大切な曲。
 
昭和36年の作品です。
 
元々はB面「こりゃシャクだった」 の穴埋め曲として作成されました。
 
しかし、今日の一曲のほうが断然のヒットをみせて、両面入れ替えとなります。
 
レコード会社の方に聞くと、植木等さんという方は、本当に真面目な方だったそうです。
 
今日の一曲を歌唱するにあたって、植木さん自身、かなり悩んだそうです。
 
こんなふざけた歌、歌いたくない・・・。
 
植木さんは、お寺の息子さんとして生まれました。
 
お父様は、浄土真宗の僧侶。
 
お父様、曰く、「『分かっちゃいるけどやめられない』という言葉は人間の矛盾をついた真理 だ。親鸞上人の教えに通じる」と、おっしゃったそうです。
 
息子の植木さんもこの言葉に救われます。
 
歌はたちまち大ヒット!
 
昭和30年代~40年代、クレージーキャッツの人気は最高潮に達しました。
 
日本を、そして、人を元気にする歌の数々・・・。
 
そんな昭和の懐かしきクレージー達が、平成の世に、再び注目を浴びました。
 
植木等さん、クレージーのみなさんのヒット曲をメドレーにして作られた「スーダラ伝説」(平2)が、大ヒットするのです!!
 
クレージーと共に時代を生き抜いた人達だけでなく、当時の若者にも植木等さんは人気を博しました。
 
そして、23年ぶりに、植木等さん、紅白歌合戦に帰ってきます。
 
そして、植木さんが久しぶりに出場された、平成2年の紅白歌合戦、歌手別視聴率で紅白合わせて、この回の最高視聴率を叩き出したのです!!
 
当時、植木さん、60歳を超えています。
 
この年、ドリカムがいて、光GENJIがいても、それでも視聴率最高は、植木等さんだったのです。
 
ちなみに、植木さんの紅組対戦相手は、BBクィーンズの「おどるポンポコリン」でした。
 
私は、平成の紅白歌合戦の中で、平成2年の紅白歌合戦がイチオシ!