6月上席の池袋演芸場は、特別興行です。
 
今年で落語協会は100周年!
 
ということで、
落語協会百年興行が開催されています。
 
日替わりで様々な芸人が出演します。
 
6月上席の初日に私は出番をいただきました!
 
沢山のご来場ありがとうございました。
 
トリは柳家小ゑん師匠。
 
そして、同じく出演中の柳家小団治師匠と楽屋で記念撮影いたしました。
 

 
6月上席の池袋演芸場は、
 
昼の部が「大喜利大会」。
夜の部が「この人、この噺」!
 
私は、地噺というリクエストを頂戴し、口演させていただきました。
 
毎日行っても飽きない百年興行!
 
寄席の前の看板には、日替わり全出演者の名前がずらり!
 
 
 引き続き、ご来場お待ちしています。
 
【たけ平今日の一曲】
~加藤登紀子「百万本のバラ」~
 
 落語協会百年ということで、「百」付く歌をご紹介します。
 
今日の一曲の紹介を本気でやってしまうと、物凄く長くなりますので、ごくごく簡単に申し上げます。
 
原曲は、ラトビア語の歌謡曲です。
 
「ラトビア」?
 
ごめんなさい、全く詳しくないです。
 
つまり、北ヨーロッパの、あの、ラトビアです。
 
そのラトビアに端を発し、色々あって、ロシア版(当時なので本当はソ連版)が生まれます。
 
そして、この歌が、日本に入ってきます。
 
様々な訳詞があります。
 
そして、様々な歌手が歌いました。
 
一番有名なのが、加藤登紀子さん版の今日の一曲だと思います。
 
最終的にミリオンセラーまでいった大ヒット曲。
 
昭和62年の作品です。
 
加藤さん版は、加藤さんご自身が訳詞をされました。
 
私がこの歌を初めて聴いたのは、 紅白歌合戦です。
 
平成の幕開けと騒がれた、記念すべき、平成元年の紅白歌合戦に加藤さんが出場された時、この歌を歌唱されたのを覚えています。
 
私の世代の懐メロ好きなら、平成元年の紅白は記憶のある方が多いと思います。
 
なんせ、田端義夫、春日八郎、村田英雄、三波春夫、藤山一郎、織井茂子、雪村いづみ、松山恵子、ペギー葉山、松尾和子、マヒナ、都はるみ等々、「昭和の紅白」と題して、御歴々が、大復活して出場した、あの紅白!
 
他にもジュリーとか、八代亜紀さん、短期間の復活組もいました。
 
実は、加藤登紀子さんも復活組だったのです。
 
昭和46年以来の出場!
 
17年ぶりの出場でした。
 
この時に初めて今日の一曲を聴いた時、映画を観ているような歌詞に、子供ながらに感激したのを覚えています。
 
いや、感激というか、とても印象に残った歌でした。
 
子供が感じるということは、それだけ分かり易くドラマチックだったということです。
 
記憶に残る歌、名曲の証だと思います。