先日、 「東京手仕事2024」の司会をつとめました。
 
会場は、大手町の三井ホールです。

 
このイベントは、東京都の職人さんの古来からの技に、新しい息吹を入れた新商品の発表会です。
 
全18組の製作者、ビジネスパートナーの方にお話を伺いました。
 
常連、株式会社龍工房・福田様との対談風景。

 
興味深い商品ばかりで、私も司会をしていて、とても楽しかったです。
 
ありがとうございました!
 
【たけ平今日の一曲】
~浜村美智子「バナナボート」~
 
職人さんの温故知新の技を充分に堪能しました。
 
ちゃんと古い部分を残して、現在に発信する斬新さは、落語の世界にいる私にも大変に勉強になりました。
 
そして、その新旧の融合は、古き日本で一時期流行った、洋楽を日本語で途中から歌う、あのスタイルを彷彿させます。
 
そんな歌の中の1つが、今日の一曲。
 
昭和32年の作品。
 
歌唱された、浜村美智子さんと以前、対談したことがあります。
 
今日の一曲は、ジャマイカ民謡とも言うべき一曲です。
 
港の荷揚げ夫の労働歌。
 
カリブ海の音楽のスタイルを表現する「カリプソの娘」として、浜村さんは人気が出ました。
 
競作になりましたが、浜村版が最もヒットします。
 
紅白歌合戦にも初出場!
 
しかし、そのときは、「監獄ロック」を歌っています。
 
ご本人に聞いたら、「『バナナボート』は、コーラスが入ります。コーラスの方々が、男性だったので、明確な紅組にならないということで、『監獄ロック』でした」と、おっしゃっていました。
 
時代を感じる、当時のエピソードです。