歴史研究家の刑部芳則さんとの歌謡対談
YouTube番組「刑部たけ平の昭和の歌声」がアップされました。
 
収録風景。

 

今回は、昭和25~28頃の
いわゆる特需景気の頃の
昭和歌謡をお送りしています。
 
今回は、前編です。
どうぞよろしくお願いします。
~高田浩吉「伊豆の佐太郎」~
 
 特需景気の影響で復活したものといえば、「お座敷」です。
 
第二次大戦の激化により衰退した、お座敷が、朝鮮戦争の特需景気で復活していくという、皮肉な結果となりました。
 
景気が良いのでお座敷産業はめちゃくちゃ儲かります。
 
そんな特需景気の頃の復活は、お座敷だけではありません。
 
戦前の大スター俳優が、この頃、カムバックします。
 
高田浩吉さんです。
 
今日の一曲は、昭和28年の作品。
 
高田さんが、コロムビアレコードに復帰しました。
 
新東宝映画の同名の主題歌です。
 
出入りをしていた保険屋さんの名前から「佐太郎」を思いついたという、西条八十さんが作詞です。
 
戦前の大スター高田さんは、戦後も全く衰えない若々しい姿が評判だったそうです。