昨日は「たけ平の歌謡喫茶室」
ご受講いただきありがとうございました。
 
満員御礼!
 
会場は門前仲町のenn。
 
テーマは、「バカンス歌謡」でお送りしました。

 
さて、次回は、7月19日です。
 
下記、チラシ参照の上、
ご予約いただけたらと思います。
 
お待ちしています。

 
【たけ平今日の一曲】
~平尾昌晃・畑中葉子「カナダからの手紙」~
 
昭和53年の作品です。
 
 この年は成田空港が開港したこともあり、海外に想いを馳せた歌や、憧れなどを描いたものが多く作られています。
 
この歌のヒットにより、カナダを訪れる日本人観光客が、3割増加したのは、有名な話です。
 
平尾さんのミュージックスクールの生徒さんの中からオーディションで畑中さんが選ばれて、先生と生徒のデュエットになりました。
 
「平尾さんなら海外旅行にどこ行きたい?」と言われ、「カナダかな」と答えたことが、この曲のモチーフになります。
 
生前、平尾さんと対談したことがあります。
 
「『カナダからの手紙』って歌は、私にとって、ああ、俺は歌手だったんだ、と、思い出させてくれる大切な一曲ですね」と、おっしゃっていました。
 
なぜ、こんなことをおっしゃったのか・・・。
 
それは、昭和40年代あたりから、平尾さんは、歌手というよりも、作曲家として有名になったからです。
 
数多くの楽曲提供をして、ヒットメーカーになっていました。
 
「瀬戸の花嫁」(昭47/歌唱・小柳ルミ子)、「夜空」(昭48)、「よこはまたそがれ」(昭46)、「ふるさと」(昭49)など、五木ひろしさんの歌唱のもの。
 
「うそ」(昭49/歌唱・中条きよし)、「二人でお酒を」(昭49/歌唱・梓みちよ)等々、キリがありません。
 
あっ、キリで思い出しました。
 
布施明さんが歌った「霧の摩周湖」(昭41)とか・・・。
 
あと、必殺シリーズの一連のテーマ曲等々。
 
日本を代表する作曲家になりました。
 
その「作曲家・平尾昌晃」が久しぶりに「歌手・平尾昌晃」をアピールしたのが、今日の一曲です。
 
男女デュエットコンビの紅白出場。
 
先生と生徒のコンビなので、先生をたてて、白組から出場しています。