いよいよ、桜も見頃を迎え、「長屋の花見」、「花見酒」、「おせつ徳三郎」など、旬の噺も花盛りのなってきました。
 
ということで、昨日は、やはり今頃の噺、「百年目」を再演しました。
 
やっぱり、50分ありました。
 
長講な上、旬ネタなもので、やる機会が、なかなか限られます。
 
昨日は、北千住労音東部センターにて、こっそり勉強会だったので、やってみました。
 

難しいけど、遣り甲斐のある噺!
 
今年は落語協会が創立100年。
 
各寄席にて、「百年目」が口演されています。
 
というわけで、私もそれにあやかってみました(笑)。
 
次回、「たけ平の稽古部屋」は、6/13です!
 
【たけ平今日の一曲】
~石田一松「酋長の娘」~
 
落語協会が創立された大正期に作られたのが、今日の一曲です。
 
そして、昭和5年に爆発的に大ヒットします。
 
大正期に出来た歌を変えて、作詞・作曲したのが、石田一松さんです。
 
日本を代表する大正演歌師で、のちに、タレントとしても活躍します。
 
そして、戦後は、衆議院議員にまでなっています。
 
いわゆる、タレント議員・第1号です。
 
この歌は、本当に多くの人にカバーされてきました。
 
三波春夫さんや、美空ひばりさんも歌っています。
 
私は個人的に美ち奴さんの鼻にかかった今日の一曲が好きです。
 
この歌を聴くと分かりますが、いつでもどこでも気軽に歌える大衆歌の定義のような歌じゃないかな、と、思っています。