昨日は、林家たけ平独演会、ご来場いただきありがとうございました。
 
会場は、日本橋社会教育会館。
 
上野鈴本演芸場でトリをとっている最中の独演会ということで、ご来場のお客様には重ね重ね、御礼申し上げます。
 
昨日の独演会は、「試作」というのを念頭に、口演してみました。
 
寄席のトリというのは、そういう冒険が出来ないので、その反動か?(笑)、「こういうこともちょっとしてみたい」という感情が我が胸中、溢れ出す会になりました。
 
久しぶりもなにも、よくぞ、覚えていた、「ぜんざい公社」口演。
 

やっぱり、独演会は独演会で、色々なことを吸収出来て楽しいです。
 
ご来場ありがとうございました。
 
次回、林家たけ平独演会は、6月21日です。
 
よろしくお願いします。
 
さて、お願いといえば、いよいよ、終盤に入ってきました、寄席のトリ!
 
2月11日~20日まで上野鈴本演芸場の昼の部にて、たけ平トリをとっています。
 
一昨日が「小田原相撲」、昨日は、「井戸の茶碗」を口演。
 
地噺をたっぷりやったり、人情噺だったり、色々、日々口演しています。
 
明日はいよいよ、8日目です。
 
平日の昼間、ご来場が難しい方が、チャンスの8日目!
 
沢山のご来場お待ちしています~!
 
【たけ平今日の一曲】
~岡晴夫「東京の空青い空」~
 
NHK朝ドラ「ブギウギ」。
 
戦後、人々に元気をもたらした笠置シヅ子さんです。
 
そして、ドラマで、個人的に描いてほしいのが、当時の岡晴夫さん(オカッパル)の存在。
 
やっぱり、「笠置シヅ子」と「岡晴夫」。
 
このお二人は、戦後すぐの大衆の象徴です。
 
笠置さんが、「女版・岡晴夫」なら
岡さんが、「男版・笠置シヅ子」。
 
大衆を熱狂させた両者です。
 
是非とも、朝ドラで岡さんの人生を描いたドラマやってほしい!
 
タイトル「オカッパル」でどうでしょうか(笑)。
 
恥ずかしがり屋の幼少期の岡さんが、人前で歌い、学校の先生の一言で勇気づけられ、歌の道を意識します。
 
上野松坂屋でつとめている昼休憩、屋上で大きな空を見ます。
 
思わず鼻唄で出たのが「丘を越えて」(昭6/歌唱・藤山一郎)。
 
青く明るい空を見て、「歌手になったら、岡晴夫という名前にしよう」。
 
心に決めます。
 
今日の一曲を聴く度に、岡さんのためにあるような歌だな、と、いつも思います。
 
この歌は、昭和24年の作品です。