熱海のイタリア料理店に先日、行きました。
「ラ・スカルペッタ」さん。
 
チーズ好きの私には最高でした。
いただいたのは、ペンネのゴルゴンゾーラ!!
 
見よ、おじさんのこの満面の笑みを(笑)。

チーズ盛りだくさんは、人を幸せに、
いや、私を幸せにします(笑)。
 
美味しかったです!
 
【たけ平今日の一曲】
~菊池章子「星の流れに」~
 
現在、NHK朝ドラ「ブギウギ」は、戦後すぐの日本を描いています。
 
戦後すぐの混乱期を表すワードといえば、「復員服」、「闇市」、「モンペ」、「カストリ」他にも色々あります。
 
ドラマにも登場した「パンパンガール」、つまり、夜のおねえさん、象徴的です。
 
笠置シヅ子さんは、文人や夜のおねえさん達に絶大な人気を得ていました。
 
笠置さんのショーは、夜のおねえさん達で客席は盛り上がったそうです。
 
笠置さんのショーを観ることで、1人で強く生きる女性の見本として、我が身に映していたのだと思います。
 
熱狂的に応援していました。
 
そして、この時代、夜のおねえさん達に圧倒的に支持された歌といえば、なんといっても今日の一曲です。
 
昭和22年の作品。
 
この曲の歌詞のポイントは、やっぱり「こんな女に誰がした」。
 
ここが全てだと思います。
 
奉天から戦後、帰って来たある女性は、最終的には、食うために、「夜の女」となってしまいます。
 
この投書を見た、清水みのるさんが憤りを全てぶつけて一晩で書き上げたのが、この歌詞です。
 
これは、「戦争告発歌」。
 
ドラマにもあったように、夫が戦死し、子供を女手一つで育てなければいけない方が沢山いました。
 
まさに混乱期。
 
仕事をしたりすることに必死というレベルではなく、生きることに必死だった時代です。
 
夜のおねえさん達は、この歌を「自分たちの歌」、「私達へのエール」、そんな想いで口ずさみました。
 
歌唱した菊池さんは、夜のおねえさん達に、大人気となり慕われました。
 
そして、作詞をした清水みのるさんは、「私達の良き理解者」と言われ、おねえさん達に沢山、ごちそうになったというエピソードが残っています。
 
【お知らせ】
2月11日~20日まで上野鈴本演芸場・昼の部にて、林家たけ平、トリをつとめています。
 
今までのトリ演目は、
 
初日「鹿政談」
2日目「竹の水仙」
3日目「妾馬」
4日目・休演
5日目「小田原相撲」
でした。
 
毎日、違うネタを口演していきます。
 
引き続き、ご来場お待ちしています。
 
尚、2月17日は、休演ですので、ご了承くださいませ。