昨日は、FMカオン「たけ平の楽語の時間」の収録でした。
 

 
今回は、相撲特集!
 
浪曲で、落語で、そして、歌謡曲で聴く、
それぞれの「相撲」を収録しました。
 
これからもFMカオン「たけ平の楽語の時間」引き続き、よろしくお願いします。
 
【たけ平今日の一曲】
~三波春夫「一本刀土俵入り」~
 
浪曲で聴く、相撲の世界、好きです。
 
取組みのところで、節できかせる迫力に、手に汗握るときがあります。
 
さあ、勝負は双方、どちらに軍配上がるのか、というところを、盛り上げて、そのまま一気に幕になるところがたまらなく大好きです。
 
落語では到底、描写出来ない、浪曲の素敵なところです。
 
そんな浪曲の世界から歌謡曲の世界に入ったのが、三波春夫さんです。
 
お馴染みのヒットナンバーだけでなく、長年、「歌謡浪曲」というジャンルをメジャーにしてきました。
 
歌の中に、浪曲を入れた、長編物です。
 
今日の一曲は、昭和35年の作品。
 
原作は、長谷川伸先生です。
 
酌婦のお蔦と、取的の茂兵衛の義理と人情の涙の大作!
 
お芝居ではお馴染みの演目です。
 
忠臣蔵、一本刀土俵入り、瞼の母に、金色夜叉・・・。
 
以前は、日本人が誰でも知っていた作品でした。
 
最近では、分からなくなってきています。
 
大衆文化がたっぷり詰まったこれらの作品を、私も微力ながら伝えていきたいと思っています。