先日、レバノン料理をいただきました。
日ノ出町にある「アル・アイン」さんです。
とても楽しい1日でした。
異国情緒を存分に味わうことができました!
ごちそうさまでした。
【たけ平今日の一曲】
~竹山逸郎「異国の月」~
昨年末、FMカオン「流行歌大行進」の生放送の司会を務めました。
その放送中、ボンヤリしていて、大ポカしました。
曲紹介で「異国の丘」と言わねばならないところを、「異国の町」と言ってしまいました。
大失態です・・・。
誠に申し訳ありません。
シベリア抑留されていた兵士達の間で歌われ、戦後、大ヒットしたのが、「異国の丘」(昭23)です。
この歌の大ヒットで翌年、映画化もされました。
私が最初にこの歌を知ったのは、映画映像です。
音楽界特有の大ヒットが出ると、類似物がすぐ出る傾向があります。
今日の一曲はまさにそれです。
昭和24年の作品。
この歌、うちの近所にいたおじいさんが大好きでした。
そのおじいさんが「『異国の月』が好きなのに、この歌、全く流行らなかったから、周りに『それは異国の月ではなく、異国の丘ですよ』って毎回言われちゃうんだ」と言っていました。
まあ、残念ながら今日の一曲は、あまり流行らなかったみたいです。
でも、私、この歌、味わいがあって好きです。
そのあと、「異国に祈る」(昭24)っていう歌も出ています。
全て、歌唱は、竹山逸郎さん、作曲は吉田正さん。
異国シリーズは一曲しか流行りませんでした。
全ての曲に共通しているのが、「寒い」、「耐える」、「祖国」、「同胞に寄せる想い」。
「国破れて山河あり」と言いますが、戦後、まだまだ人々の戦争は心の中で終わっていなかったのです。
この一連の歌も戦争告発歌であり、社会歌謡だと思います。