昨日は、伊勢原のオリーヴの樹さんにて、
今年最初の独演会でした。
 
「粗忽の釘」口演。

 
終演後、パスタをいただきました。
 
モチーフは、「七草粥」のパスタ版!!
七草粥の如く、野菜を七種類使用。
 
 
七草粥を食べなかったので、
いただけて良かったです。
 
【たけ平今日の一曲】
~芹洋子「四季の歌」~
 
昨日、 七草風パスタをいただいて、
あっ、今日は七草だと気付きました。
 
昨今、日本人の伝統行事離れが著しいそうです。
 
思えば、実家にいた頃は、私の祖母が、冬至で柚子湯を作ったり、七草粥だとか、鏡開きでかき餅を揚げたりと、季節や行事を教えてくれたものです。
 
落語の中では、当たり前に描かれている生活
中の行事です。
 
先代の三遊亭金馬(後・金翁)師匠がよく初席で「七草」という落語を口演されていました。
 
寄席通いをしているとき、季節を感じたのを覚えています。
 
今日の一曲は、荒木とよひささんの作詞・作曲です。
 
昭和30年代後半に荒木さんが入院中、あまりに暇だったので作ってみた、という作品。
 
後に、立川清登さんが司会のラジオ番組でリスナーからリクエストが来て、それをキッカケに火が付き、各レコード会社競作で発売されました。
 
中でも芹洋子さん版の今日の一曲は、大ヒットします。
 
昭和51年です。
 
芹さんは、「私のテーマソングです」とステージでおっしゃっています。
 
そして、荒木さんといえば様々な大ヒット曲を後に出していきます。
 
特に、テレサテンさんの一連の「つぐない」(昭59)、「愛人」(昭60)、「時の流れに身をまかせ」(昭61)など、いわゆる「愛人三部作」と言われたものは爆発的大ヒットとなりました。
 
今日の一曲を聴くと、日本の四季は世界に誇る宝だと改めて思います。