今年も1年間、各所、ご来場いただきありがとうございました。
 
今年は、少し、自分なりの高座が出来たかな、と、思う時が多かったです。
 
来年もブレない芸風を保っていきたいと思います。
 
寄席の出演時、トリをとるときは、トリらしく、そして、途中の出番に出るときは、その出番の仕事が出来たらと思います。
 
さて、来年は、2月中席、早速、寄席のトリがあります。
◎ 令和6年2月中席/2月11日(日)~20日(火)

『上野鈴本演芸場/昼席』たけ平主任公演!
※14日、17日はたけ平休演になります
開演:午後12時半
会場:上野鈴本演芸場
木戸銭:大人3,000円、学生2,500円、小人1,500円
【問い合わせ先】03-3834-5906(上野鈴本演芸場)

是非とも、皆さんにご来場いただきたい寄席興行です。
 
いまのうちからスケジュール空けていただき(笑)、上野鈴本演芸場にご来場ください!!
 
来年もご贔屓、お引き立てどうぞよろしくお願いします。
 
そして、皆様、年末年始、お体くれぐれもお気を付けてくださいませ。
 
良い年をお迎えください!
 
林家たけ平

 
【たけ平今日の一曲】
~東海林太郎「野崎小唄」~
 
さて、大晦日になると、NHK・紅白歌合戦、そして、テレビ東京・年忘れにっぽんの歌が気になります。
 
テレビ東京は、昔は、東京12チャンネルと言われていました。
 
その時の時代の懐メロ番組が凄すぎる!
 
リアルタイムで経験したかった番組の1つです。
 
さて、大晦日、この懐メロ番組なら、この曲順で観たい、聴きたい、そんな妄想が生まれてしまいました・・・。
 
私、流行歌病というのを患っておりまして、御容赦くださいませ。
 
妄想だと、あり得ない人達も出ますから収拾がつかない・・・。
 
令和○年12月31日
東京12チャンネル「なつかしの歌声・年忘れ大行進」
司会/コロムビアトップ・ライト
 
出演者全員「なつかしの歌声のテーマ」
出演者両脇に、はけて、センターマイクに・・・
☆第1景『流行歌の誕生』
佐藤千夜子「東京行進曲」
二村定一「君恋し」
内海一郎「道頓堀行進曲」
藤原義江「鉾をおさめて」
田谷力三「恋はやさし」
羽衣歌子「女給の唄」
 
☆第2景『鶯芸者は華ざかり』
藤本二三吉「祇園小唄」
市丸「三味線ブキウギ」 
小唄勝太郎「島の娘」
赤坂小梅「黒田節」
美ち奴「ああそれなのに」
神楽坂はん子「ゲイシャワルツ」
 
☆第3景『義理と浮世の歌絵巻』
上原敏「流転」
田端義夫「大利根月夜」
ディックミネ「旅姿三人男」
美ち奴「吉良の仁吉」
小畑実「小判鮫の唄」
東海林太郎「旅笠道中」
 
☆第4景『男と女、歌の花束』
並木路子・霧島昇「リンゴの歌」
霧島昇・ミスコロムビア「旅の夜風」 
川崎豊・曽我直子「蒲田行進曲」
林伊佐緒・新橋みどり「もしも月給が上がったら」
近江俊郎・奈良光枝「悲しき竹笛」
藤山一郎・奈良光枝「青い山脈」
 
☆第5景『嗚呼、戦時歌謡』
東海林太郎「麦と兵隊」
上原敏「仏印だより」
塩まさる「軍国子守唄」
伊藤久男「暁に祈る」
小唄勝太郎「明日はお立ちか」
田端義夫「梅と兵隊」
 
☆第6景『戦後復興の歌声』
笠置シヅ子「東京ブキウギ」
岡晴夫「東京の空青い空」
平野愛子「港が見える丘」
小畑実「高原の駅よさようなら」
菊池章子「星の流れに」
藤山一郎「夢淡き東京」
 
☆第7景『洒落たメロディー傑作選』
榎本健一「洒落男」
淡谷のり子「雨のブルース」
灰田勝彦「アルプスの牧場」
渡辺はま子「支那の夜」
松島詩子「マロニエの木蔭」
高峰秀子「銀座カンカン娘」
ディックミネ「ダイナ」
 
☆第8景『昭和20年代後半の歌声』
岡本敦郎「高原列車は行く」
織井茂子「黒百合の歌」
三浦洸一「落葉しぐれ」
春日八郎「お富さん」
江利チエミ「テネシーワルツ」
美空ひばり「リンゴ追分」
 
☆第9景『コミカルな世界』
榎本健一 ・古川ロッパ「ちょいといけます」
二村定一「百万円」
暁テル子「ミネソタの卵売り」
徳山璉「ルンペン節」
久保幸江「ヤットン節」
笠置シヅ子「ジャングルブギー」
 
☆第10景『フィナーレ』
美空ひばり「東京キッド」
津村謙「上海帰りのリル」
小林千代子「涙の渡り鳥」
三原純子「南から南から」
楠木繁夫「緑の地平線」
松平晃「サーカスの唄」 
服部富子「満州娘」
二葉あき子「フランチェスカの鐘」
岡晴夫「上海の花売娘」
霧島昇「誰か故郷を想わざる」
伊藤久男「建設の歌」
渡辺はま子「いとしあの星」
淡谷のり子「別れのブルース」
藤山一郎「丘を越えて」
佐藤千夜子「紅屋の娘」
東海林太郎「野崎小唄」
エンディング「東京音頭」~「蛍の光」
 
長々失礼しました~。
 
こういうの、懐メロ好きなら、絶対やってるんですよ・・・。
 
理想の懐メロ番組の内容を作る妄想(笑)。
 
私は、毎回、いくら妄想しても、東海林さんの今日の一曲でトリが理想!
 
昭和10年の作品。
 
この頃は、東海林太郎さん一色の歌謡界。
 
出す曲、出す曲、大ヒットオンパレードでした。
 
やはり、昭和歌謡を語る上での重鎮は、東海林太郎さんです。 
 
今年も毎日、「今日の一曲」ブログを読んでいただき、ありがとうございました。
 
来年も引き続きどうぞよろしくお願いします!