今年も各所、ご来場いただき、
ありがとうございました!
 
本年も様々なネタをやらせていただきました。
 
さあ、恒例です!
 
〈林家たけ平・令和5年の口演回数演目ベスト20〉
 
※右の( )は去年との増減比です。
 
①牛ほめ(↑)
②死ぬなら今(↓)
③生徒の作文(↓)
④宗論(↑)
⑤鹿政談(新)
⑥小田原相撲(↑)
⑦西行(↑)
⑧狸札(↑)
⑨初天神(↓)
⑩織田信長(↑)
⑪ブギの女王(新)
⑫目黒のさんま(-)
⑬相撲風景(↑)
⑭井伊直弼(↑)
⑮つる(↓)
⑯花見小僧(新)
⑰妾馬(↑)
⑱乳房榎(新)
⑲扇の的(↓)
⑳心眼(新)
 

 
※今年も沢山、寄席に出演させていただきました。
やはり、寄席の高座で口演する地噺系のネタが上位を占めました。
それから、コロナ明けで学校寄席も多く、お子さんに喜んでいただけそうなネタも復活しました。
 
個人的には、NHK朝ドラ「ブギウギ」に併せて、笠置シヅ子さんの地噺を作り、口演出来たのが収穫の1つでした。
 
来年も何か自分の目標を1つ持ち、口演していけたらと思っております。
 
そして、よくやるネタは、更に磨いていきます!!
 
【たけ平今日の一曲】
~霧島昇「胸の振子」~
 
今年は久しぶりに朝ドラをガッツリ観ました。
 
「ブギウギ」を観ていると、やっぱりスター・笠置シヅ子誕生には、天才作曲家・服部良一の存在の偉大さを感じずにはいられません。
 
服部良一さんの絡みで、個人的には、藤山一郎さん、渡辺はま子さん、霧島昇さんあたりも朝ドラに出てきてくれたらなあ、なんてことを思いながら観ています。
 
服部良一さん、こりゃ、凄いな、と、思ったのが今日の一曲です。
 
昭和22年の作品。
 
作詞はサトウハチローさんです。
 
サトウさんのエッセイ「見たり聞いたりためしたり」が映画化され、その挿入歌でした。
 
この歌、もし、ふと流れてきたら、外国曲と勘違いすると思います。
 
戦争中、服部ワールドが全く発揮出来なく、戦後、その鬱憤をぶつけたかのような、まさに服部先生らしい楽曲です。
 
兼六園を散歩していた服部さんが、ふと、浮かんだメロディー、それが「胸の振子」と「東京の屋根の下」だったと聞いたことがあります。
 
服部良一メロディーならではの甘いラブソングです。
 
それをまた霧島昇さんが歌唱しているというところが大好き!
 
現在でも様々な方がカバーし、愛されている一曲です。