先日、羽田空港第3ターミナルで会食しました。

我々、落語家、地方公演の交通手段で、よくお世話になる羽田空港。

しかし、第3ターミナルは、国際線が主で、あまり馴染みがありませんでした。

展望デッキから夜景を観ました。

第3ターミナルの夜景が個人的には一番好き!!


あと、飲食店も名店が沢山、入っていたり、土産物店もかなり充実していました。

そして、「はねだ日本橋」。

他にも外国人の方が喜ぶような仕掛けが沢山あった第3ターミナルでした。

空港に遊びに行くだけでも充分楽しめると思います。

たぶん、私は第3ターミナルが一番楽しい!!

改めて行きたい店が沢山ありました。

【たけ平今日の一曲】
~テレサテン「空港」~

今日の一曲は、昭和49年の作品です。

思えば、昭和歌謡の分野において、「空港」というところは、男女の別れの場でした。

当時の空路は、「腹を決めた別離」を描きます。

今のように、格安航空券があるわけでもなく、何か重々しさが飛行機にはありました。

よって、空路にまつわる歌謡曲の歌詞は、「覚悟の別れ」が舞台となりました。

「羽田発7時50分」(歌唱・フランク永井/昭33)、「国際線待合室」(歌唱・青江三奈/昭43)、「ジェット最終便」(歌唱・朱里エイコ/昭48)等、沢山あります。

今日の一曲もまさに覚悟の別離です。

アイドル路線だったテレサテンさんが、今日の一曲で完全にラインを切り替えました。

しかし、本当にテレサテンさんがブレイクするのは、再来日した1980年代です。

今日の一曲の10年後、「つぐない」が大ヒット。

それからはもう、「愛人」、「時の流れに身をまかせ」、「別れの予感」と、ヒット街道が止まりません。

アジアの歌姫・テレサテンさんは、「別れ歌」の名人だと思います。