先日、今年最後の「歌謡喫茶室」が開催されました。
 
会場は、門前仲町のennです。
 
おかげさまで満員御礼!
 
今回は、「昭和の紅白歌合戦」について、
色々、お話しました。
 

 
次回は、
令和6年 2月8日・木曜
午後2時開講です。
 
ご予約は以下のチラシ参照の上、
お申込下さいませ。
 
これからも落語家ならではのお話で進めていきます。 
 
来年もよろしくお願いします!
 
【たけ平今日の一曲】
~藤山一郎「長崎の鐘」~
 
藤山さんは、歌手でありながら、
紅白歌合戦の指揮者として長年出演されていました。
 
最後の出演は、平成4年。
 
歌手としては、平成元年「青い山脈」(昭24)で出場されたのが最後です。
 
第1回の紅白歌合戦が開催されたのは、昭和26年です。
 
その時の大トリが藤山一郎さんでした。
 
その記念すべき第1回で歌唱されたのが、今日の一曲。
 
昭和24年の作品です。
 
その後も今日の一曲は、
何回か、紅白で歌唱されています。
 
藤山さんは、明治生まれの最後の紅白歌合戦出場歌手でした。
 
藤山さんの娘さん・市川たい子さんと対談されたときに、「父が『長崎の鐘』を歌うときは、ここぞという時だと言ってましたよ」と、語っておられました。
 
この歌は、藤山さん、40代のヒット曲です。
 
平成に入ると、歌手として、
生前初の国民栄誉賞を受賞されました。
 
偉大なる息の長い歌い手さんです。
 
年末は、藤山さんの歌声を
改めて聴いてみたいと思っています。