先日は、横浜にぎわい座にて演芸会でした。
 
前半が、有馬梨奈さんらによる昭和歌謡で、
後半が私の落語。
 
有馬梨奈さんと。

 
落語は、
冬の人情噺「蜆売り」を口演しました。
 
 
平日にもかかわらず、
沢山のご来場ありがとうございました。
 
また、来年も引き続きよろしくお願いします!
 
【たけ平今日の一曲】
~吉永小百合・和田弘とマヒナスターズ「寒い朝」~
 
寒くなってきて、冬の噺がやっとこさ、
口演しやすくなってきました。
 
「蜆売り」の難しいところの1つが、
真冬の朝の描写です。
 
雪の降る中を、
蜆売りの子供が寒い思いをして、
天秤を担いで蜆を売る・・・。
 
この味わいをなんとか上手く出せないものか、
と、まだ思案中です。
 
さて、吉田正メロディーをお送りします。
 
昭和37年の作品。
 
この歌は、映画「赤い蕾と白い花」の主題歌です。
 
原作は、小説家・石坂洋次郎さん。
 
石坂さんは、戦前「若い人」が大当たり。
 
そして、なんといっても
戦後は、「青い山脈」です。
 
まさに、石坂文学ここにありを世にしめし、
国民的作家となりました。 
 
そして付いた名前が、「百万人の作家」。
 
他に「丘は花ざかり」、「山のかなたに」など、
皆、映画化されています。
 
石坂文学は、ある世代から上には、
「我が青春文学」と言っても
過言ではないと思います。
 
今日の一曲もやはり、
青春の匂いがします。