今日は、コロムビアマンスリー歌謡ライブの司会でした。
 
今年最後のマンスリー歌謡ライブ!
 
 今回は、NHK朝ドラ「 ブギウギ」になぞらえて、
服部良一メロディーや、
笠置シヅ子さんと同じ時代の名曲の特集でした。
 
記念撮影、佐々木秀実さんです。
 
淡谷のり子さんの「別れのブルース」や、
「聞かせてよ愛の言葉を」。
 
新曲「愛の詩」。

 
村木弾さんは、「青い山脈」、「胸の振子」。
 
新曲「暴れ船」。
 
門松みゆきさんは、「夜のプラットホーム」、「湖畔の宿」。
 
新曲「愛DA・LI・DA」。
 
他に望月琉叶さんが、「蘇州夜曲」、「小雨の丘」。
 
新曲「百年の冬」を歌唱されました。
 
今年もマンスリー歌謡ライブありがとうございました!!
 
来年もどうぞよろしくお願いします。
 
【たけ平今日の一曲】
~小夜福子「小雨の丘」~
 
様々な服部良一メロディーがあります。
 
その中で、珍しいなあ、と、思ったのが、
望月さんが歌唱された今日の一曲。
 
昭和15年の作品です。
 
服部先生の特集って、
昔からたまにありましたが、
ヒットもしているし、カバーも沢山されているのに、
案外、生歌唱でお目にかかれない一曲。
 
歌唱は、宝塚歌劇団出身で
月組男役スターのタカラジェンヌ小夜福子さん。
 
戦後は名脇役として、
映画やテレビドラマに出演されています。
 
平成元年にお亡くなりになります。
 
亡くなるギリギリまで
テレビや舞台に出演されていました。
 
2時間サスペンス好きの私としては、
「土曜ワイド劇場」(テレビ朝日)にも
出演しているのが、ちょっと興奮します(笑)。
 
笠置シヅ子さんと同じ時代を生きた小夜福子さん。
 
小夜さんは、宝塚。
そして、笠置さんは、松竹。
 
会社は違いますが、
なんとなく同じ道を歩んでいるところが不思議です。
 
笠置さんも歌手引退後は、
テレビや映画の名脇役として出演していました。
 
同じ匂いがする二人の楽曲の共通が、
作曲家・服部良一さんというところも面白いです。
 
今日の一曲の作詞はサトウハチローさん。
 
サトウハチローさんのお父様が
別の女性と暮らすようになりました。
 
サトウハチローさんが、母親に対して
更に強く愛情を抱くキッカケとなります。
 
ですから、サトウハチローさんの歌詞には、母物が多いです。
 
今日の一曲もお母さんが登場します。
 
このエピソードを踏まえて、また歌詞を読むと、
ひとしおではないかと思います。
 
歌唱された小夜福子さんは、
戦後、石原裕次郎さん主演の「嵐を呼ぶ男」で、
上品な母親役を演じています。
 
そのあたりの縁がまた面白いです。