12月上席は、
上野鈴本演芸場の夜の部に出演しています。
 
昼の部主任は、桃月庵白酒師匠。
夜の部主任は、柳家さん花師匠です。
 
鈴本演芸場、表看板前にて。

ご来場お待ちしています!
 
【たけ平今日の一曲】
~石川さゆり「津軽海峡・冬景色」~
 
「♪上野発の夜行列車 おりたときから~」
 
北へ向かう夜行列車の発車を待つ人達で、
昔の上野鈴本演芸場は、あふれていたそうです。
 
今日の一曲は、昭和52年の作品。
 
作詞・阿久悠
作曲・三木たかし
 
老若男女、誰もが知っている国民的演歌です。
 
歌に限らず、
何事も「最初が肝心」と言いますが、
まさに、その成功例がこの歌です。
 
まず、三木さんのはじめのイントロのインパクトが凄すぎます。
 
三木さん曰く、
北の荒波と厳冬を
最初に表現したものだそうです。
 
確かにド頭のイントロで、
一気に気持ちは北国へ・・・。
 
石川さゆりさんも
最初にこの歌を聴いた時、
衝撃を受けたそうです。
 
そして、阿久さんの最初の歌詞が凄い!
 
「上野発の夜行列車おりたときから青森駅は雪の中~」
 
これだけのフレーズで、上野を出て、
あっという間に青森へ移動しています。
 
短いセンテンスなのに、違和感なく、
いつの間にか、聴衆は、青森に到着しています。
 
ド頭で、いきなり聴衆の心を掴んじゃう・・・。
 
大衆に寄り添った名曲です。