昨日は、熱海にて二人会でした。
会場は、熱海の起雲閣です。
 
コロナ禍で中止していたので、
4年ぶりの開催となりました。
 
柳家小平太師匠と記念撮影!
 

 
平日の昼間にもかかわらず
沢山のお客様のご来場、
ありがとうございました。
 
また来年もお待ちしています!
 
【たけ平今日の一曲】
~四家文子「熱海ぶし」~
 
起雲閣は、由緒ある建物です。
大正期に別荘として建てられました。
 
そして、戦後は、旅館となり、
太宰治さんなど、文豪に親しまれます。
 
平成に入り、熱海市の所有となり、
現在に至ります。
 
起雲閣をたずねたら、
とにかく、庭園をご覧ください。
 
熱海の地元の方が、
「とにかく起雲閣は、庭ですよ。庭園が自慢なので観てほしい」
と、おっしゃっていました。
 
さて、熱海にまつわる歌の中で、
今日は新民謡の世界をお送りします。
 
昭和初期、
新しい民謡を作ろうという動きがあり、
作曲家の中山晋平さんらが
沢山、手掛けました。
 
その中の一曲です。
昭和5年の作品。
 
作曲・中山晋平
作詞・西条八十
 
当時の流行歌や新民謡にみられるレコードの傾向が、両面同曲というパターンです。
 
つまり、同じ曲ですが、
演奏をA面が洋楽器、
B面を和楽器で吹き込んだりして
一枚のレコードにしたり、
また、歌詞を一部変えて、
両面同曲にしたりしています。
 
今日の一曲は、和楽器演奏、
つまり、和バージョンでは、
藤本二三吉さんが歌唱されています。
 
当時、藤本二三吉さんは、
和楽器演奏バージョンの担当を
殆ど、一手に引き受けていました。
 
今日の一曲の歌碑があるのですが、
実はまだ観たことがありません。
 
今度、観に行ってみようと思います。