YouTube音楽対談
「刑部たけ平の昭和の歌声」の
第11回がアップされました!
 
日本史研究家・刑部芳則先生との対談番組です。
 
収録会場は、落語協会事務所。
 

 
今回は、NHK朝ドラ「ブキウギ」でもお馴染み、
作曲家・服部良一先生の特集対談です。
 ↓

 

どうぞよろしくお願いします。

 

朝ドラをご覧の方、

是非とも参考になさってください!

 

【たけ平今日の一曲】

~渡辺はま子「いとしあの星」~

 

服部良一さんの作品の中で、

私が勝手に名曲だと思っているのが、

今日の一曲です。

 

この歌の高揚感たるや、たまりません。

 

昭和15年の作品。

 

日満合作映画「白蘭の歌」のタイトルバックで、

この歌が流れました。

 

いわゆる、国策映画です。

 

昭和15年、いよいよ、

日本は、戦時色が濃くなっていきます。

 

NHK朝ドラ「ブキウギ」も

戦時色のところを今、描いています。

 

この年は、様々な物が配給になっていき、

国民の自由も少しずつ奪われていきます。

 

修学旅行は禁止となり、

カタカナの芸名の芸能人は改名を命じられます。

 

イタリアが、イギリスとフランスに宣戦布告。

 

そして、日独伊三国同盟・・・。

 

少しずつ夢のような流行歌が消えていきます。

 

今日の一曲は、大陸歌謡のような歌で、

壮大な荒野に望郷と哀愁も漂わせます。

 

作詞・サトウハチロー

作曲・服部良一

 

歌を楽しく愛し、そして、

自分の音楽を信じてやまない、服部先生は、

この頃、どんな想いで作曲活動をしていたのでしょうか?

 

この歌、ご存知ない方は、

是非とも聴いてみてください。

 

私が思う、服部メロディーのイチオシ曲です!