先日、新宿にある、
ハヌリさんに行きました。
お目当ては、部隊鍋!
体も温まり、美味しかった~!
ごちそうさまでした。
【たけ平今日の一曲】
~久保幸江・楠木繁夫「トンコ節」~
部隊鍋は、朝鮮戦争時、米軍が使い切れなかったハムやソーセージが流入し、それらを使用して作った鍋がはじまりです。
この時期、日本は、特需景気に見まわれます。
その頃、爆発的にヒットしていた歌が、今日の一曲です。
元々は、昭和24年の作品。
しかし、発売時は、そこまでヒットしませんでした。
流行り出したのは、昭和26年です。
この時、再吹き込みをします。
既に楠木繁夫さんはテイチクに移籍していたため、新人の加藤雅夫さんが久保さんとデュエットしました。
戦前の大スター・楠木さんがもしまだ移籍していなかったら、楠木さんの戦後の代表曲になっていたと思います。
楠木ファンとしては、つくづく残念でなりません。
特需景気で、お座敷は大繁盛。
お座敷で随分と歌われた、浮かれ節です。
炭坑節の大流行をみて、新しい炭坑節というか、新民謡的な観点から作られました。
昭和40年代の懐メロブーム時に、楠木さんが御存命だったら、年末の「年忘れ大行進」(東京12チャンネル)で、久保さんとデュエットしていたことでしょう。