昨日は、「おじさん歌謡」の講師でした。
 
「おじさん歌謡」ってタイトルが物凄い(笑)。
 
こんなジャンルはありませんが、
つまり、後年、おじさんになっても人気があり、
人々の心を掴んだ歌手の方の特集でした。
 
東海林太郎さん、藤山一郎さんをはじめ、
三橋美智也さんや村田英雄さんまで講義しました。
 
悪天候の中、
ご来場誠にありがとうございました!
 
生歌コーナーは、ボーカルに有馬梨奈さん、マークさんをお迎えしました。
 
そして、ギター演奏は、久保さんです。  
 
会場は、関内の泰生ポーチ。
 

 
次回は、10月31日です。
 
今度は、「心に残るいい女歌謡」だそうです。
 
毎回、歌謡講座をご依頼いただくテーマが、
独特すぎて好きです!(笑)
 
次回もよろしくお願いします。
 
【たけ平今日の一曲】
~田端義夫「かえり船」~
 
おじさんになっても大衆の心を掴んだお一人が、バタヤンこと、田端義夫さん。
 
戦前には、「大利根月夜」や、
「別れ船」などのヒット曲があります。
 
今日の一曲は、 戦後、昭和21年の作品。
 
作詞は、清水みのるさんです。  
 
船の歌ばかり作っていたので、ご自身は、
「俺は造船会社の社長だ」とおっしゃっていたそうです。
 
終戦直後の混乱期、毎日、
日本の港には、引き揚げ船が到着しました。
 
岸に到着する寸前になると、
船内に、今日の一曲が流れたそうです。
 
バタヤン独特のビブラートが、涙腺を弱くします。
 
哀愁歌謡でありながら、
時代を映す、社会歌謡でもありました。