先日は、落語協会が総力を挙げてお送りした、「謝楽祭」でした。
 
4年ぶりの本格開催!
会場は、湯島天神でした。
 
謝楽祭とは、落語協会員によるファン感謝祭です。
 
なんと、1万人のお客様が来場されたそうです!!
 
芸人による屋台あり、落語会あり、イベントあり。
 
私は特設ステージにて、イベントの総合司会でした。
司会の相方は、春風亭一花さん。
 
 
落語協会会長・柳亭市馬師匠、
「憧れのハワイ航路」を歌う!(笑)
 
他にも、特設ステージは、新真打紹介や、
新会員の色物の先生の紹介。
 
そして、人間国宝・五街道雲助師匠が登場!
 
鏡開きを市馬会長、橘之助実行委員長と共に。
 
 
他にも、落語協会どんとこい音頭や、
恒例・住吉踊りなど、
色々なイベントが繰り広げられました。
 
こちらは、富くじ抽選会の模様。
 
今年の謝楽祭実行委員長・立花家橘之助師匠、
落語協会副会長・私の師匠林家正蔵、
富くじ担当・五明楼玉の輔師匠です。
 
富くじは全て完売!
 
落語協会オリジナルグッズもたくさん売れたそうです。
 
各屋台やイベントも大盛況!
 
ご来場のお客様には、心より感謝申し上げます。
 
本当にありがとうございました。
 
これからも寄席へご来場していただき、
落語・演芸を愛してくださればと思います!
 
また来年の謝楽祭でお会いしましょう。
 
ありがとうございました!
 
【たけ平今日の一曲】
~小唄勝太郎「佐渡を想えば」~
 
落語協会会長の柳亭市馬師匠は、
昭和歌謡が大好きで、ついつい歌ってしまう師匠(笑)。
 
特設ステージで、市馬師匠をお迎えしたときに、お客様に聞こえないように、私に「ちょっと繋ごうか?」とおっしゃった。
 
いやいや、繋ぐって、時間が巻いていたり、
穴が空いたりしたときにやることです(笑)。
 
時間通り来ているのに、会長が繋ぐ、
おや?っと思った瞬間、再び、耳元で・・・。
 
「ちょっと、繋いで、歌おうか」とおっしゃった(笑)!
 
そうです。
 
つまり、歌いたいのです。
 
それが、「憧れのハワイ航路」。
 
歌唱後、私に「もう1曲歌ってもいいぞ」というなんともメッセージ性の強い表情をされたので困りました(笑)。
 
あとで、ステージ外で師匠にお会いしたら、「『佐渡を想えば』も歌えば良かった・・・」と、回顧されてました(笑)。
 
それが今日の一曲。
昭和8年の作品です。
 
鶯芸者歌手ブーム到来の時代で、
大大大スターだった勝太郎姐さん。
 
「島の娘」や、「東京音頭」の大ヒットをとばしていましたが、私は今日の一曲が好きです。
 
新潟生まれの勝太郎姐さんが、ご当地ソングを歌っています。
 
美声がなんともたまらないのです!
 
この頃は、勝太郎姐さん、市丸姐さんと、
ビクターは、スターの鶯芸者歌手を抱えていて、
栄華を極めました。
 
勝太郎姐さんは、女性歌手として、
初の紫綬褒章を受賞しました。