9月上席は、
浅草演芸ホールの夜の部に出演しています。
 
昼の部の主任が、柳家わさび師匠。
夜の部は、柳家さん喬師匠がトリです。
 

 
ご来場お待ちしています。
 
そして、9月下席(9/21~9/30)は、
私、林家たけ平が夜の部のトリをつとめます。
 
尚、9/21と9/27は、
たけ平休演をしますので、ご注意下さい。
 
毎日、ネタを変えてお待ちしています。
よろしくお願いします!
 
 
【たけ平今日の一曲】
~藤山一郎「男の純情」~
 
懐メロ番組のトリといえば、
昔は、東海林太郎さんでした。
 
しかし、私が子供の頃は、
東海林さんが、既に他界をしていたので、
絶対的に藤山一郎さんでした。
 
「丘を越えて」、「青い山脈」、
「東京ラプソディ」等が流れ、
藤山さんが登場すると、
嬉しい反面、嗚呼、番組も終わるな・・・、
と、ちょっと寂しくなったものです。
 
藤山さんのトリは、
すこぶる明るいメロディーで終わることが多かったです。
 
個人的には、「夢淡き東京」で終わると最高!
 
今日の一曲で終わることはありません(笑)。
 
藤山さんの世界の「しっとり」な世界が、今日の一曲。
 
「影を慕いて」、「酒は涙か溜息か」なども
私が勝手に分類する藤山さんの「しっとり」な世界です。
 
今日の一曲は、昭和11年の作品。
 
古賀メロディーです。
 
男心を優しく表現したメロディーは、
古賀政男さんの性格を表しているように感じます。
 
この歌を聴くと、
映画「男はつらいよ」を思い出します。
 
確か、「純情篇」だったと思います。
ヒロインが、若尾文子さんの回。
 
渥美清さん演じる寅さんの「純情」がもろに出ている回かと思います。
 
妹のさくらと、寅さんが別れる柴又駅のシーンは、何回観ても、ジーンとしてしまいます。