さて、今回の鰻は、テイクアウト版です。
 
テイクアウトといえども、
老舗中の老舗、
小網町の「喜代川」さんの鰻!
 
そりゃ、喜びますよ、私。

 
江戸前の鰻は、店内にも行きたくなります。
美味しかったです。
ごちそうさまでした!
 
【たけ平今日の一曲】
~弘田三枝子「人形の家」~
 
「喜代川」さんは、明治7年創業。
 
谷崎潤一郎さんや、渡辺淳一さん等、
文人にも愛された名店です。
 
作品の中にも登場する老舗。
今度は、店に行きたいです。
 
なんと、建物は、有形文化財になっています。
 
小網町という江戸前にピッタリの佇まいで、
いただく鰻は、ひとしおだと思います。
 
昔、ある作家先生が、
「中華屋はザーサイで、鰻屋はお新香と建物で善し悪しが分かる」
と言った方がいました。
 
正しいかどうかは、分かりませんが、
なんとなく納得してしまいます。
 
歌謡曲のほうにも「家」が付くビックヒットがあります。
 
昭和44年の作品です。
 
今日の一曲で衝撃的な歌詞が、
「♪顔も見たくないほど あなたに嫌われるなんて~」
というところです。
 
作詞は、なかにし礼さん。
 
一方的に別れを切り出された悲しい世界ですが、ここには、なかにし礼さんの「戦争の悲しさ」が含まれているそうです。
 
旧満州にいた、なかにし礼さんのつらい思い出が、歌詞に反映されています。
 
歌は、大ヒットします。
 
弘田三枝子さんが、久しぶりに紅白歌合戦に復帰したのもこの歌です。