毎月20日更新!

 

YouTubeチャンネル「刑部たけ平の昭和の歌声」、今月もアップされました。

 

日本史研究家の刑部芳則先生と私の懐メロ対談番組です!

 
銀座数寄屋橋前にて。
 

 

さて、今回は、みなさんお待たせいたしました!

 

みんな大好き!藤山一郎さんの特集です。

 

やっぱり、懐メロを語る上で、

この方を外すことは出来ません。

 

どうぞお聴きくださいませ~。

 ↓

 

【たけ平今日の一曲】

~藤山一郎・奈良光枝「青い山脈」~

 

戦前、戦後すぐの歌が好きになるキッカケは、藤山一郎さん、という方によくお会いします。

 

私もその口です。

 

子供の頃、懐メロ番組で、必ずトリでした。 

 

大御所のおじいちゃんといった感じです。

 

高齢でもしっかり声が聞こえていて、

その上、すこぶる明るい!

 

子供心に藤山一郎さんの歌をもっと聴きたくなりました。 

 

平成5年8月21日にお亡くなりになりました。

 

あの時、テレビを観ていて、 

藤山さんの訃報を伝えるニュース速報が出ました。

 

あの時の衝撃は今も忘れられません。

 

まず懐メロにハマりだすと、

ヒット曲を聴きまくります。

 

藤山さんで例を出すと・・・。

 

「丘を越えて」とか「東京ラプソディ」とか。

 

それが益々、ハマると、

同じヒット曲でもちょっとひねったヒット曲。

 

「三日月娘」とか「銀座セレナーデ」等。

 

そして、いよいよ、詳しくなると、

「崑崙越えて」、「なつかしの海南島」となります(笑)。

 

しかし、これが不思議なもので、

突き詰めるところまでいくと、

今度は、ふと、大ヒット曲、ベタな曲を無性に欲します。

 

そして、とどのつまりが、

「ああ、やっぱり、ヒット曲って良いよね」となります。

 

そうなると、私は真の懐メロファンではないかな、と、思います。

 

藤山さんは、大ヒットから、

名曲、懐メロファンが大好きなもの、

戦前、戦中、戦後、

とにかく幅広く作品があるのも魅力的です。

 

さあ、藤山さん、ベタ中のベタ、いきましょう!

 

今日の一曲、昭和24年の作品です。

国民的歌と言ってもいいでしょう。

 

奈良光枝さんとのデュエットです。

 

藤山さんは、奈良さんご存命のとき、

あまり歌唱されていません。

 

奈良さんがピンで歌唱することが多々あったようです。

 

ヒット曲の多い、藤山さんは、

奈良さんに、この歌は、お任せしていました。

 

そして、奈良さんが若くしてお亡くなりになった後、テレビ番組で、藤山さんが歌唱するようになります。

 

この歌を歌うと、皆、心が1つになるから不思議です。

 

作曲は、今年秋の朝ドラ「ブキウギ」でも登場すると思います、服部良一さんです。

 

藤山さんは、服部良一さんや、古関裕而さんのメロディーを大変に好みました。

 

古関作品の藤山さん歌唱も好きです。

 

例えば、「夢淡き東京」等。

 

古関さんについては、

前回のYouTubeでお話していますので、

こちらも合わせてお聴きください。