毎月20日は、YouTubeチャンネル「刑部たけ平の昭和の歌声」の新着がアップの日です。
 
この番組は、日本史研究者・刑部芳則先生との対談番組。
 
今回は、第6回「銀座の柳が聴いた歌」と題しまして、数々の名曲を解説と共に聴いていただきます。
 

 
 新着放送はこちら!

 

第1回~第5回の番組、まだ聴いてない方は、是非とも!!

 

この番組を聴けば、皆さんも昭和歌謡に詳しくなること間違いなしです~。

 

【たけ平今日の一曲】

~三橋美智也「銀座ディキシー」~

 

三橋美智也さんの今日の一曲が、

銀座の歌では好きな1つです。

 

昭和36年の作品。

 

最初、この歌を聴いた時、三橋さんが、デキシーランドジャズ風の歌謡曲を歌っていることに驚きました。

 

日本での、デキシーランドジャズの歴史と言えば、昭和41年にスタートした、全日本デキシーランドジャズフェスティバルが有名です。

 

しかし、日本のジャズの歴史はもっと昔になります。

 

大正の終わり頃、宝塚歌劇団のオーケストラでバイオリンを演奏していた井田一郎さんが、ジャズバンド編成をしたことで分かるように、昔から日本では親しまれていました。

 

井田一郎さんは、「日本ジャズの父」と言われています。

 

落語界でジャズといえば、川柳川柳師匠!

 

「ガーコン」や「ジャズ息子」等で、

高らかなジャズが高座で聴けました。

 

この高座で分かるように、

戦後、若者たちは、ジャズに夢中になります。

 

「やっぱり、日本におけるジャズの発祥は、神戸だ」

と、川柳師匠に教わりました。