昨日は、昭和歌謡講座の講師でした。
今回のテーマは、「哀愁歌謡」。
 
会場は、関内の泰生ポーチです。
 
「玄海ブルース」から
「大阪ラプソディー」までお送りしました。
 
私の講座の後は、恒例の生歌ライブ!
 
ボーカルは、有馬梨奈さんと、マークさん。
久保さんの演奏でお楽しみいただきました。

たくさんのご来場、
ありがとうございました!
 
【たけ平今日の一曲】
~ビートたけし「浅草キッド」~
 
「哀愁」というのは、
明るさゆえに生じることも多々あります。
 
喜劇王のエノケンこと、榎本健一さんは、
「芸人は、どこかに哀愁がないと出来ません。」
とおっしゃっています。
 
先代林家三平師匠は、
あれだけ破天荒な芸風でも、
高座から降りて、袖に引っ込むとき、
ふと、哀愁があります。
 
「人の哀しみをどれだけ分かるか。哀しみを知っていれば知っているほど、人を笑わすことが出来ます」
と、ある先輩に言われました。
 
芸人は哀愁の塊なんです(笑)!
 
ビートたけしさんが、
漫才師・ツービートとして
下積み時代を送っていた頃を描いたのが、
今日の一曲。
 
昭和61年の作品です。
 
思い出の浅草のお店なども登場して、
芸人は、特に強く心に染みる一曲。
 
たけしさんが、ロケのときに、
ふと、構想が浮かび、
ホテルで一気に書き上げて生まれた曲です。