先日は、「吉原散歩と落語の会」の
第16弾でした!

今回も沢山のご参加ありがとう御座いました。

会場は、吉原内にある、ホテル座みかささん。

落語は、「お若伊之助」を口演。

吉原散歩は、参加者の皆さんと浄閑寺へ。

花魁の無縁仏がありました。

ご案内は、吉原商店会会長・不破利郎さんと、桜なべの中江のご主人・中江白志さん。

今回も吉原の歴史に触れることが出来、
私自身も楽しかったです!

さて、8月19日は、吉原・夏の特別企画です。

名店・中江さんで桜なべをいただき、
また、落語も聴いていただきます。

暑気払いは、吉原で!

落語会場は、最後の引手茶屋・金村さんです。

そのあと、中江さんに移動して、
桜なべをいただくコースです。

ご予約お待ちしています。

チラシ参照の上、オフィスマツバに
お問い合わせくださいませ。

【たけ平今日の一曲】
~上原敏「妻恋道中」~

吉原の「花魁道中」という言葉を
耳にしたことがある方も多いと思います。

現在、花魁道中といえば、
華やかな花魁が大関で
パレードをするイベント、
というイメージになっています。

しかし、本来の花魁道中の意味は違います。

吉原でも大見世に来たお客さん。

大見世は、
いきなり来店することは出来ませんでした。

まずは、引手茶屋へ行きます。

そこに、花魁が迎えに来るまで
酒や肴をあつらえ、
芸者幇間を呼んでドンチャン騒ぎをします。

ほどよき頃合いで、花魁が迎えに行きます。

そして、一緒に店へ行きます。

引手茶屋から店までの道中が、
「花魁道中」です。

昭和歌謡で「道中」といえば、
股旅物ということになります。

「道中もの」の立役者といえば、
ポリドールレコードかもしれません。

そして、作詞家の藤田まさとさんです。

藤田さんの道中もの、
「旅笠道中」(歌唱・東海林太郎)が大ヒット!

その第2弾が、今日の一曲です。
昭和12年の作品。

この歌も東海林さんが歌唱予定でした。

しかし、藤田さんと東海林さんの間に
行き違いがあり、
新人の上原敏さんが歌うことになりました。

そして大ヒット!
スター・上原敏が誕生しました。

ピンチヒッターで歌って、
スターの座を掴んだ、上原敏さんです。