昨日は、「たけ平の歌謡喫茶室」講師でした。
 
いつもの会場、門前仲町のennさんです。
 
ご参加、ありがとう御座いました。
 
今回で、16回目。
テーマは、「東北にまつわる歌」です。
 
東北の昭和歌謡は、キリがありません。
まだまだたくさんあります。
 
「僕は特急の機関士で」~「帰ってこいよ」
までお送りしました。

 
さて、次回は、6月29日です。
午後2時から開講!会場も変更ありません。
 
以下のチラシ参照の上、ご予約お待ちしています。
 
初めてご受講される方もきっと、
昭和歌謡が好きになってくださると
自負しております!(笑)
 
次回は、「放送禁止歌謡」です。
 
引き続き、よろしくお願いします!!
 
【たけ平今日の一曲】
~淡谷のり子「君忘れじのブルース」~
 
青森出身の歌手といえば、
淡谷のり子さんがいらっしゃいます。
 
私世代は、淡谷さんといえば、
テレビでやっていた物まねの審査員!
 
まさか、戦前を代表する歌手だったとは、
子供の頃は知らなかったです。
 
歯に衣着せぬコメントで、
めちゃくちゃ人気がありました。
 
物まねの名手の方々が、
淡谷さんの一言で撃沈するシーンが
よくありました(笑)
 
そして、昭和歌謡に興味を持って、
淡谷さんが、歌唱しているシーンを観て驚きました!
 
なんと、「ブルースの女王」と言われていたとは!
 
私が好きな淡谷さんの歌、ベスト3は・・・
 
①「灰色のリズム&ブルース」
②「東京ブルース」
③「君忘れじのブルース」
 
です。
 
今日の一曲は、昭和23年の作品。
 
戦前、活躍していたブルースの女王が、
戦後、放った代表曲の1つです。
 
戦後すぐの女性歌手の人気といえば、
二葉あき子さんと、奈良光枝さん。
 
当時、人気を二分していたそうです。
 
そのお二人のトップにいたのが、
淡谷さんだったという位置づけと、
元レコード会社の方に聞いたことがあります。
 
既に重鎮だったわけです。
 
コロムビア大行進という、
歌謡ショーが当時ありました。
 
そのとき、淡谷さんの近辺に出演する
歌い手さんを誰にするか、
コロムビアの社員の方は気を遣ったそうです。
 
特に、気を遣ったところは、
歌唱力ある人を淡谷さんの
近くの出番にすること。
 
「淡谷さんのプロ意識は凄まじかった。歌唱力ある人の次の出番だと、ああ、自分はやっぱりプロ歌手なんだ、 と、ご自身で再認識しておられました。」
と聞きました。
 
淡谷さんのブルースといえば、
作曲は服部良一さんのイメージです。
 
今日の一曲は、長津義司さん作曲。
 
また違った淡谷さんの
ブルースの世界をお楽しみ下さい。