先日、西新宿の自主盤クラブさんで
ミニ独演会がありました。
 
こちらの会は、あくまで「勉強会」です。
 
お客様に甘えて、
あまりお客様の前でやったことがない
ネタ、初演、もしくは過去の蔵出し等を
主とした会となっています。 
 
昨日、ふと、急にやるネタを
3席変えてみたらどうなっちゃうんだろう・・・
と、良からぬことが頭に浮かび、
はい、実行してしまいました。
 
「心眼」、「鷺取り」、「粗忽の釘」。
 
そうですね、
ミスした箇所が3席合わせて9ヶ所ありました。
 
申し訳ありません。
でもたくさんのことを発見できました。
 
それにしても、急に予定外のネタを口演すると、
高座でずっとドキドキしてて、
緊張感が半端なかったです。
 
それから、自分の悪いところが
とてもよく分かりました。
 
例えば、急にやったわけですから、
出てこない言葉があります。
 
それをどのように急遽、カバーするのか。
 
突如出た台詞が、面白かったり、
または、力不足だったり・・・。
 
でも今回のことを糧にして、
次回、どこかで再演したときには、
かなりレベルアップしていることをお約束します!
 
勉強会へのご来場、ありがとう御座いました!

次回もよろしくお願いします!
また後日、お知らせします。
 
【たけ平今日の一曲】
~和田アキ子「星空の孤独」~
 
独演会というのは、
先代三平師匠の言葉を借りれば、
「高座は戦場」。
 
勝つときもあれば、負けるときも。
 
落語は、どんな状況であれ、
やっているのは、自分です。
 
1人、高座の上で、ネタと大格闘します。
 
疲れますが、
遣り甲斐のある仕事だと思っています。
 
「孤独」と、常に背中合わせですが、
1人だからこそカバー出来たり、
自分らしさを全面に出せる利点もあります。
 
「孤独」(昭47)という歌があります。
和田アキ子さんが歌唱しました。
 
今日の一曲は、同じ和田さん歌唱でも、
タイトルの頭に「星空」が付きます。
 
この歌が、和田さんのデビュー曲です。
昭和43年の作品。作詞・阿久悠さん。
 
先日、元ビクター文芸部長・小澤氏と対談しました。
 
その時、
「男の作詞家が女歌を書くのは出来るんですよ。でも、男の作詞家が男歌を書ける人が、なかなかいない。それが出来る上に、秀逸なのは、阿久悠さんと星野哲郎さんでしょう。」
と、おっしゃっていました。
 
今日の一曲は、阿久悠さんの女歌です。
 
和田さんが、このデビュー曲を
紅白歌合戦で初めて歌ったのは、
意外や意外、 平成5年でした。
 
さて、話を戻します。
 
落語の独演会というのは、よくありますが、
今月は、昭和歌謡のエピソードを語る
独演会?(笑)もあります。
 
懐かしい歌を実際、聴きながら、
様々な曲にまつわるお話を
軽いタッチで聴いていただきます。 
 
平日の昼下がり、昭和の名曲に
出会っていただけたらと思います。
 
4月24日「たけ平の歌謡喫茶室」
午後2時開演。
 
今回は、「東北」にまつわる歌をお送りします。
ご予約はこちらまで!
会場は、門前仲町のennさんです。
 
お待ちしています!