先日は、「林家たけ平独演会」
ご来場ありがとうございました!
 
会場は、日本橋社会教育会館。
 
今回は、久しぶりに
「たちきり」を口演しました。

 
内容がなかなか難しいのもさることながら、
やっぱり、この噺の核は、
なんといってもハメモノです。
 
ハメモノとは、落語の途中で、
舞台袖から台詞に合わせて、
お囃子さんが三味線を弾くことです。
 
タイミングやキッカケが、
ズレたら1発アウトの緊張の瞬間。
 
最高のタイミングで入ってくださり、
とてもやりやすかったです。
 
今回は、柳沢きょう師匠でした。
 
沢山のご来場ありがとうございました!
 
次回、私の独演会は、
5月14日(日)
池袋の東京芸術劇場シアターウエストで開催されます。
 
午後1時開演です。
日曜の昼下がり、どうぞお楽しみください。
 
沢山のご来場お待ちしています!
 
ご予約は、以下チラシ参照の上、
お待ちしています!
 
【たけ平今日の一曲】
~フランク永井「大阪野郎」~
 
「たちきり」という噺は、
元来は、上方落語です。
 
上方落語の最高傑作という方もいます。
 
いわゆる「大師匠」じゃない人が、
このネタをやると、
三味線をお囃子さんが弾かなかった、
という話も聞いたことがあります。
 
上方落語における人情噺の大ネタです。
 
今日の一曲は、
フランク永井さんの大阪物の1つ。
 
昭和35年の作品。
 
フランク永井さんといえば、
昭和30年代を代表する大スターの1人。
 
都会派歌謡と言われる洒落た歌声が多く、
「有楽町で逢いましょう」、
「東京午前三時」、「西銀座駅前」、
「羽田発7時50分」等、
東京を舞台にしたイメージが強い歌手です。
 
しかし、東京に負けないくらい、
フランクさんは、
大阪を舞台にした歌を沢山ヒットさせています。
 
まず、大阪三部作と言われているのが、
「こいさんのラブコール」、
「大阪ぐらし」、「大阪ろまん」。
 
その三部作の合間を縫って発表されたのが、今日の一曲です。
 
読売テレビ同名の主題歌です。
 
脚本には、若き日の藤本義一さんが
関わっていることでも有名です。