昨日は、
北小金の「明成寄席」に出演しました。
 
独演会です。
 
伺って驚いたのが、会場!
 
なんと、壁全面、
噺家の色紙で覆われていました!
 
トリで「札所の霊験」を口演。

 
楽屋は、貴重なポスターの数々が貼られていました。
 
コレクションは、席亭の青柳さんのものです!
 
その中でも新宿末廣亭のポスターに目がいきます。
 
昭和30年代半ばのポスターがこちら!
 
昼夜で、そうそうたるメンバーです。
 
そして、昭和54年の昼の部も行きたいなあ~。
 
先代林家三平師匠が、ギリギリ出演されています。
 
こんな貴重なものばかりが貼ってある楽屋。
 
全く退屈することなく、すぐに出番になりました。
 
沢山のお客様、ありがとうございました。
 
毎月開催されているようです。
 
次回は、金原亭馬生師匠の独演会だそうです。
 
お楽しみに~!
 
【たけ平今日の一曲】
~霧島昇「元気で行こうよ」~
 
とても賑やかな落語会でした。
 
「落語を聴くと元気になる。」
 
それを モットーに
毎月ご来場くださるお客様で一杯でした。
 
今日の一曲もとても元気になる歌です。
 
だって、もうタイトルが、
「元気で行こうよ」ですから(笑)
 
昭和16年の作品。
松竹映画の同名の主題歌です。
そして、陸海軍礼式歌でもあります。
 
この時代、いよいよ戦時は激化。
小学校は、国民学校となります。
 
そして、落語界においても、
昭和16年は、忘れられない年となりました。
 
戦時下を鑑みて、
落語協会が自主規制をします。  
 
それが、禁演落語です。
 
戦時に相応しくないネタ53演目を
「はなし塚」におさめました。
 
なんとなく暗い時代となっていた頃、
当時の民衆は、今日の一曲を大いに歌い、
元気をもらっていたそうです。