オススメの本を紹介!
 
「洋装の日本史」(集英社インターナショナル新書)です。
 
お書きになったのは、
歴史研究家の刑部芳則先生!
 
刑部さんとは、
BSテレ東「武田鉄矢の昭和は輝いていた」や、
去年は秋田県で開催された
「東海林太郎没後50年イベント」等で
共演させていただいております。
 
最近では、ある方面からのご依頼で、
YouTube「刑部たけ平の昭和の歌声」で、
毎回、対談番組でご一緒しています。
 
色々なところでお会いする度に、
昭和歌謡研究の先生かと思っていました。
 
しかし、誠本性は、歴史研究家だったとは・・・。
 
人は見かけによらない・・・
あっ、失礼、
想像通りの素晴らしい先生です
(もう、遅いかな・・・)(笑)!
 
その刑部さん著書の「洋装の日本史」、
是非、ご一読ください。
 
刑部さんらしい斬新な観点で、
どんどん読めちゃう本です。
 
洋装の歴史というものに、
あまり興味がなかったのですが、
そんな私でも面白く読めてしまいます!

 
寒い日が続きますが、
お宅で読書もオツですよ~。
 
どうぞご覧ください。
 
【たけ平今日の一曲】
~石原裕次郎「俺は待ってるぜ」~
 
落語家の洋装というのも面白いです。
 
落語ファンの方は御存知かもしれませんが、
昭和の名人と言われた師匠方の洋装が、
格好いいのです。
 
先代・桂文楽師匠や、三遊亭圓生師匠の洋装。
 
普段、着物しか着ない感じの師匠方の
洋装のギャップに萌えます。
 
それから、林家こん平師匠のスーツ姿も好きでした。
 
襟の高いワイシャツで、格好いいのです。
 
よく楽屋で、「俺は裕次郎を意識している」
とおっしゃっていました(笑)
 
でも、もしかしたら、先代の三平師匠を
意識されていたのかもしれません。
 
写真や映像でしか観たことがありませんが、
私が1番好きな噺家の洋装は、
先代・林家三平師匠。
 
とにかく、お洒落の極み!
 
スーツもワイシャツもカフスボタンに至るまで、
三平師匠だから着こなせるスタイルだと思います。
 
三平師匠と同じ時代を生きた
大スター石原裕次郎さんの歌が、今日の一曲。
 
昭和32年の作品です。
日活の映画でお馴染みの大ヒット!
 
戦前から昭和20年代までは、
松竹の作品が当たるのが多かったと思います。
そして、この時代、日活ブームがやってきます。
 
私は、「俺は待ってるぜ」をモチーフにした
三平師匠のネタが大好きです。
 
学校でも裕次郎ブーム。
 
先生が生徒に、
「おい、裕次郎の真似ばかりしてるんじゃない!廊下に立ってなさい!」
 
「俺は立ってるぜ」
 
このくだらなさ、最高です!(笑)