昨日は、 今年最後の
「たけ平の歌謡喫茶室」でした。
今回は、年末にふさわしく、
昭和の紅白歌合戦について、
たっぷりと、講演いたしました。
会場は、門前仲町のenさん。
オーナーの北原さんと、記念撮影!
↓
【たけ平今日の一曲】
~村田英雄「人生峠」~
紅白歌合戦のエピソードや逸話は、
なかなか全て語りきれません。
今回、お話出来なかったお一人が、
村田英雄さんです。
通算、27回出場。
昭和36年「王将」で初出場しました。
最後の紅白歌合戦は、平成元年。
この時も「王将」を歌唱。
昭和の紅白歌合戦を支えたお一人です。
昭和30年代のスターは、
昭和40年代、50年代に入ると、
なかなかヒット曲に恵まれず、
紅白でも過去の名曲歌唱というのが、
目立ちます。
しかし、村田さんは、
昭和42年作品「夫婦春秋」が、
昭和54年に、有線放送から火が付きます。
12年前の作品が日の目を見た
ということで、話題になりました。
歌は不思議なもので、
ヒットすると、相乗効果で、
他の作品も流行ることがあります。
それが今日の一曲。
昭和54年作品です。
当時の新曲、この歌も、「夫婦春秋」のおかげで、ヒットしました。
「現役・村田英雄」をアピール!
そして、村田さんといえば、
昭和の紅白に欠かせない
大物だったにも関わらず、
1度もトリを取ってません。
ここには、
レコード会社の兼ね合いがありました。
紅組では長年、村田さんと
同じレコード会社の方が、
トリを取ることが多かったのです。
となると、やはり、
白組は、他のレコード会社から・・・。
というタイミングもあって、
実は1度もトリを取っていないのは、
意外です。
しかし、トリは取っていなくても、
紅白での村田さんの存在感たるや、重厚でした。
いよいよ、今年の紅白歌合戦は明日。
今回はどんなドラマが生まれるのでしょうか?
楽しみです!