先日、横浜にぎわい座に出演しました。
 

リクエストで、「塩原多助」を口演。

 
この噺は、三遊亭円朝作です。
 
今回は、長い噺の中より、
「青との別れ」をお送りしました。
 
円朝師匠の作品ですが、
講談の「塩原多助」が昔から好きなので、
講談の先生に教わりました。
 

 
口演した感想というと、
「とにかく難しい!!!」の一言でしょうか(笑)。
 
ただ、とてもやり甲斐のある噺だなあ、
と思いました。
 
それにしても、「塩原多助」の連続口演を
1つの核とされている師匠方は凄いな・・・(笑)。
 
私は、まだまだその境地まで至りません。
 
「本所には過ぎたるものが二つあり。津軽大名 炭屋塩原」
 
このフレーズが言いたくて講談で習いました。
 
【たけ平今日の一曲】
~菊池章子・渡辺はま子・ミスコロムビア「愛馬花嫁」~
 
「塩原多助」といえば、
愛馬である黒馬(あお)と、
多助との別れのシーンが有名です。
 
戦時中、ヒットした歌が今日の一曲。
昭和15年の作品です。
 
この歌は、映画「暁に祈る」の挿入歌。
 
「♪ぬしは召されて皇国の勇士・・・」
 
銃後を守った花嫁さんと、
形見の愛馬を歌っています。
 
花嫁さんも戦争に巻き込まれていった時代です。
 
発禁にならずに、広く愛唱されました。