先日は、「第21回・大浪曲大会」にゲスト出演しました。
 
会場は、大分県国東市・アスト国東ホール。
 
会主の天津洋子先生と記念撮影!
 

 
ホール一杯のお客様でした。
 
私は「相撲風景」を口演。
 
沢山のご来場有難う御座いました!
 
【たけ平今日の一曲】
~三波春夫「メノコ船頭さん」~
 
三波春夫さんの楽曲が続きます。
 
三波さんといえば、元々は、浪曲師でした。
16歳で、日本浪曲学校へ入学します。
 
浪曲師・南條文若としてデビュー。
 
そして、戦争で、
ロシアのバハロフスクの捕虜収容所で
抑留生活となります。
 
その時、「カチューシャの唄」を
ロシア語で歌いました。
 
喝采と共に、パンやお菓子をもらいます。
 
これが、三波さんが歌を歌って
最初にもらった花代だったそうです。
 
戦後、浪曲口演中、客席から
「浪曲もいいけど、歌をたっぷり歌ってくれ」
と言われます。
 
大衆芸能が、浪曲だけではないと気づき、
歌謡界へ転向していきました。
 
そして、最初のレコードが、今日の一曲です。
昭和32年の作品。
 
この歌は、三波さんが浪曲師時代の自作曲に
詞を付けて発表したものです。
 
そしてすぐ、「チャンチキおけさ」が発表され、
たちまちスター歌手となっていきました。
 
そして、紅白歌合戦で31回の出場を果たしました。
 
三波春夫さんの娘さん曰く、
「父は、歌謡界と浪曲界を結んだ曲として『メノコ船頭さん』を生涯大切に思っていた。」
そうです。