新しく、私の連載がスタートします。
 
年4回発行の季刊誌「あだち百景」!
 
昭和56年から発売されています。
 
足立区唯一のコミュニティ誌として、
区民にはお馴染みの1冊!
 
連載内容は、
私が出会った名人の師匠方の思い出話です。
 
是非、御覧くださいませ。
 
入手できるところは、以下。  

東武線各駅(掘切・牛田・北千住・小菅・五反野・梅島・西新井・竹ノ塚・谷塚・草加)、
東武博物館、足立区役所広報室、西新井ギャラクシティ、北千住シアター1010、区民事務所、住区センター、各警察署(竹の塚・綾瀬・西新井・北千住)、消防署、足立区郷土博物館、足立区内全図書館、足立区立総合スポーツセンター、東京武道館、足立区内小・中・高等学校、足立成和信用金庫足立区内全店、スーパーベルクス足立区内全店、生鮮市場さんよう、四川菜苑、北千住ルミネ内ブックファースト、スーパーブックス竹ノ塚駅前店、竹ノ塚駅前の本屋まこと などで手にすることができます。 

 
だそうです。
 
よろしくお願いします。

 
第1回は、古今亭志ん朝師匠の思い出を掲載しています。
 
【たけ平今日の一曲】
~服部富子「満州娘」~
 
「あだち百景」が創刊されたのが、
昭和56年です。
 
この年、服部富子さんがお亡くなりになりました。
 
服部さん、最大のヒット曲が今日の一曲。
昭和13年の作品です。
 
子供の頃、テレビ東京で
「昭和歌謡大全集」という番組をやっていました。
 
私世代で、
戦前、戦後すぐの歌が好きになった人は、
殆ど、この番組の影響ではないでしょうか?
 
この番組は、
お亡くなりになっている方の歌唱映像を
バンバン流す、夢のような番組でした。
 
この番組で、観たことがなかった歌手を
カラーで初めてみました。
 
腰は抜けるわ、
翌日から暫くは、何も手につかないわ、
と、大変でした(笑)
 
奈良光枝さん、藤原亮子さん、竹山逸郎さんらの
動く映像をしかもカラーで・・・。
 
テレビ東京は、凄い放送局と思いました。
 
そして、腰が抜けた人の1人が、
服部富子さんです。
 
「小雨の丘」の歌唱映像でした。
 
しかし、この歌は、服部さんではなく、
小夜福子さんのヒット曲。
 
映像で観たことない、小夜さんの歌を
初めて動く姿の服部さんが歌うという、
もう、なんだか、レアにレアが重なり、
分けがわからないくらい興奮したのを覚えています。
 
学校に翌日、行っても、
この興奮を話せる人は無し、話したところで、
同じ高校生が共感してくれるわけでなし・・・(笑)。
 
日々悶々と。
 
そして、「何故、服部さんの映像で、『満州娘』が放送されないのか?」
 
当時、服部さんの今日の一曲が
観たくて観たくて仕方なかったです。
 
そして、この番組も終了し、
近年、別の番組で、当たり前のように今は、
「満州娘」が観られるようになりました。
 
良い時代です(笑)。
 
今思えば、「満州娘」は、
服部さんのヒット曲だから当たり前で、
子供の頃に観た服部さんのカバー、
「小雨の丘」のほうが貴重だったわけです。
 
貴重なほうを先に観せてくれる、
テレビ東京、神様です!(笑)